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第5話

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いやいやいや…モデルって…?






嘘でしょ?






…わたしが、、?








リアリティが全くない話に








二の句が告げないわたしに






大和さんが話し始めた。








「今度ね、結婚情報誌の撮影があるんだ」




そう言いながら





大和さんの後ろに控えていた





長谷川さんが、わたしの方に足を進めた。




神野真琴
神野真琴
は、はぁ…




わたしは呆気に取られて





何とも気が抜けた返事しか出来なかった。









「それに使うイメージショットで
是非、真琴さんに協力して欲しいんだ」








長谷川さんは、わたしに名刺を渡しながらそう言った。






神野真琴
神野真琴
そういうのって…
現役のモデルさんがする事じゃないんですか?




わたしは、その名刺を受け取りながら答えた。








「そうなんだけどね!
実は、モデルにドタキャンされちゃったらしくって…向こうも今一生懸命探してるみたいなんだけど
なかなかイメージの子がらいないらしいんだ。」






「だから、俺も人材探しに駆り出されてるって訳」








と、長谷川さんは指で作ったファインダー越しに






わたしを覗いた。









だからって、何もわたしじゃなくても…。









イメージカットとはいえ







自分が表舞台に立つなんて、全く想像できない。









わたしが黙り込んでいると






大和さんがわたしの肩をポンと叩いた。




「あまり気進まない?」




神野真琴
神野真琴




「『使われる側』も経験しておくと
いい勉強になるかもよ?」




大和さんの言う事も分かる。






でも…とてもじゃないけど即答はできない。





神野真琴
神野真琴
…少し考えさせていただけますか?




わたしは、長谷川さんの目を見てそう答えた。