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第24話

24
神野真琴
神野真琴
え?…公表?






次の日、俺は真琴に話を持ちかけた。





矢野晴人
矢野晴人
うん。…俺は真琴の事を追兎に報告したい
って思ってる。けど、もちろん顔を映したりはしない。真琴の「立場」ってもがもあるから…
もし、真琴が「それは怖くて嫌」って言うなら
俺は公表はしない。
神野真琴
神野真琴
矢野晴人
矢野晴人
…今すぐに答えは出さなくていい。






そう言って俺は、真琴の小さな両手を握った。







矢野晴人
矢野晴人
けど、俺…真琴とコソコソ
付き合ってるみたいで嫌。
神野真琴
神野真琴
…!…晴人さん…
矢野晴人
矢野晴人
…だから…公表の事、考えておいて欲しい。




これで、俺の気持ちは全部伝えた。






あとは、真琴次第。







真琴が、切なそうな表情で俺を見つめた。








俺は、真琴の手を離して立ち上がろうとすると







グイッ







真琴が俺に抱きついてきた。







矢野晴人
矢野晴人
神野真琴
神野真琴
…わたし…!



真琴の言葉に、全神経が集中する






心臓が、ドクン‥ドクンと跳ね上がった。







顔が見えないからか






余計に、全身が心臓になったみいになった。





神野真琴
神野真琴
わたしは…今のメイクのお仕事は大切だし
ほんとに大好きな仕事なの
…それに…正直、全く怖くないって言ったら
嘘になる…
矢野晴人
矢野晴人





真琴が小さな声で、ポツリポツリと呟いた。






そう、だよね







やっぱ普通はそうなるよね







真琴には、真琴の道がある。






いきなり「公表」なんて言われても








そう簡単に聞き入れられる訳ないよね。











矢野晴人
矢野晴人
…笑…やっぱ…
神野真琴
神野真琴
…でも!!





「やっぱりこの話は忘れて」そう言おうとしたら






真琴が俺から少し離れて






俺の目をまっすぐ見た。






いきなり大声を張り上げた真琴に







ビックリして目を丸くした。




神野真琴
神野真琴
…これから先、5年後も10年後も20年後も
晴人さんの隣にいるのは…わたしでいたい
矢野晴人
矢野晴人






俺…夢でも見てんの?




神野真琴
神野真琴
わたしは…!
晴人さん以上に
大切なものなんてないんだから……!!







その時の真琴の瞳が真っ直ぐで








もう何があっても絶対に離してやらない。







本気でそう思った。



矢野晴人
矢野晴人
…っ…真琴!




俺は、真琴を強く抱きしめた。