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第19話

19
神野真琴
神野真琴
…もしかして… 
外に様子を見に行こうとしてたの…?






目をまん丸にしながらそう聞く真琴。







…今、気づいたか…。





矢野晴人
矢野晴人
もしかしなくてもそうだわ



俺は、連絡をして来なかった事に対しての怒りと






無事に帰って来てくれて嬉しい気持ちが入り混じっていた。






俺は玄関に背を向けて靴を脱ぎ







リビングに向かって歩き出した。






後ろから慌てて俺を追いかける音が。






リビングに入ると







俺はゆっくりとソファに座った。





神野真琴
神野真琴
…ごめんなさい…あ、あの…




真琴は、ソファの横に突っ立って






恐る恐る俺にそう言った。






今にも泣きそうな顔をして謝る真琴に








一瞬だけ、許しそうになったけど






矢野晴人
矢野晴人
せめて…帰って来る前に
なにか連絡出来たんじゃないの?
神野真琴
神野真琴
…はい…
矢野晴人
矢野晴人
遅くなるなら…
そうやって言ってくれたらよかったじゃん
神野真琴
神野真琴
…ごめんなさい
矢野晴人
矢野晴人
行き先も分かんない
いつ帰ってくるかも分かんない
連絡もつかないって…
俺がどんな気持ちだったか分かんないでしょ
てか、前にもこの話したよね




相手が真琴じゃなくて





どうでもいい女だったら怒りはしない。






めちゃくちゃ面倒だし。






ただただ、俺に怒られている






そんなシチュエーション可笑しくなったのか





真琴は心なしか





段々顔が笑いを堪えるような顔になっていた。






さっきまで、泣きそうな顔してたくせに。







矢野晴人
矢野晴人
…俺、怒ってるんだけど




俺は、とうとう





ダイレクトに自分の気持ちを言葉にしてしまった。