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2020/08/14

第15話

🥀
〜 流川先生 side 〜









俺はだって、大切なことを忘れてここにいる。









その大切なことってなんなんだ?









思い出せなくて脳みそがかき混ぜられる様に揺れる。









___________「答えなんかない」









何処かで声がしたように突き刺さるこの言葉は何?









____________先生に....なりたい。









次に聞こえてきたのは俺の声だ、









でも、声が高い。









小さい頃に言ったのか、?









先生に....なりたい。_________と









目ん玉が飛び出るんじゃないかというほどに目を見開いて俺は思い出した。









「俺は先生になりたいんだ。」









さっき聞こえた、「答えなんかない」って言葉にも、俺が小さい頃言ったとも思われる様な「先生に....なりたい。」って言葉にも思い出す為に聞こえてきたのか....









「椋は先生になれ。」









どことなく聞こえてきたのは確実にカーテンを挟んで隣の部屋からだ。









咄嗟に「え、お前は俺を応援してくれるのか?」









ずっと孤独でいたせいかその一言が俺を救った。









今の俺の現状を知り今までわからなかったムズムズがどっかに飛んでいった様な気がした。









________誰もいない病室で。