第7話

君と僕で
51
2018/06/23 13:15
暗闇の中君はいつしか消えてしまう

嬉しいということも悲しいという感情も

消されてしまいそうな心の奥

永遠に続くあの空のように

吸い込まれていく君の心


たとえ苦しくても

たとえ怖くてもその手を離さないで

確かな温もりがまだそこにあるから

諦めないで進むんだ


いつしか雨で君の道が塞がれてしまった

ずぶ濡れで空を見上げるしかできなかった

この手とこの足で

何か出来るのだろうか

雨のようにこの地に吸い込まれていく


たとえ自分の道が拒まれたとしても

その壁を乗り越えることが出来るんだ

誰だってできないって言っちゃうけど

本当は壊すことだってできるんだ


もしも君の道が見えなくなっても

私が手を差し伸べるから


こんな雨なんて暗闇なんて

全て忘れ去ろうよ

晴れた空輝く未来を

一緒に探そうよ

例えなかったとしても

一緒にいられればいいよね


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