私はどうしてここに生まれたのかな？

別にいらない存在なのにね

人生はキラキラ輝いていると思っていた

だけど本当は輝いてもいない

人生とは言えないものでした

産まれてきた時から

決められてるみたいで

嫌だったんだ……


みんなに憎まれ家族からは愛されない少女

一人でいることが当たり前で

泣くのも当たり前

みんなの前では自分の思いを閉じ込めて

苦しんでいくんだ


私がここにいても

いないのと変わらなくて

別に私はいなくていいと思うんだ

外に出られず光も見えなく

息が苦しく

何かに飲み込まれてるみたいで

だけど本当は苦しくないはずなのに

愛されたいんだ

これ以上私を冷たい目で見ないでほしい

おかしくなりそうで嫌なんだ

自由になりたいのに

自由なんて手に握れないんだ


みんなに嫌われ

家族からは暴力を振るわれる少女

一人でいることが辛くて

笑ってしまうのが当たり前で

みんなの前では"ニセモノ"を投げ出して

消えていくんだ……


私は生きることに疲れてしまった

だから…

自分を捨てようと思ったんだ

だから……


みんなを見下しながら

最後に笑顔で消えていった少女

何故か泣いているみんなに

不思議に思いながら飛んでいく私

今更で遅いのにどうして

今なんだろうと

私の瞳から涙が

1粒落ちていった…