僕の目の前は真っ暗で
どうしてだろう
誰一人いないんだ...
昔の僕は沢山の友達がいて
毎日が楽しかったんだ
そんな時僕の一言で
みんな姿を消したんだ
どうしてだろう、今誰もいなく
悲しくないのに涙がこぼれるんだろうか
誰か助けてよ
どうして誰も助けてくれないんだ
そんなある日一人の少女が
話しかけてきたんだ
「君はどうして一人なの?」
僕はなにも答えなかったんだ
だけど君は「友達になろうよ!」なんて...
僕は嬉しかったんだ
でも君は一人になってほしくないんだ
だから僕になんか話しかけないでよ
絶対に話しかけないでよ
でも君は僕に寄り添ってくれた
真っ暗な世界が色づき始めたんだ
こんなことは久しぶりだったんだ
ありがとう君のおかげで僕は変われたんだ
あの日のことは今でも忘れてないよ
彼女のおかげでわかったんだ
僕は一人じゃないんだと
PC→ドキュメント
2017/2/19 21:58
引用
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。