今日はクリスマスイブ。
本当なら 大毅と過ごしてたはずやのに…
と、とにかく!!!
淳太と約束してたんや!!
○○店の前でッ!!!って言われたな。
淳太が会おうって…珍しいかも、、、笑、
だからちょっと…オシャレというか
メイクも少し変えて、ヘアアレンジも
しっかりしてみた。
そこの曲がり角を曲がれば待ち合わせ場所!
淳太おるかな?
来てるかな~??。
今。曲がり角を曲がった。
お店の前をみると
大毅がいた。
────なんで??。
き、きっとあの女と待ち合わせしてるんや。
たまたま、、待ち合わせ場所が
被っただけ…。
────そう思い込んだ。
でも。
大毅は私に用事があると言うのだ。
断った。
────けど。
「どうしても会いたくって────」
その言葉を聞いた瞬間、
何だか 胸が痛い。
キュッと苦しくなった気がした。
すると私は自然と────
そう答えてしまった…。
なに言ってんねやろ…自分。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。