あれから、私は崖から落ちて気絶して目覚めたら朝日が登ってた…



私の周りには葉っぱがクッション代わりになって無事だった



私は起き上がる

無我夢中でジャンプし木と木の間を飛び走る　


こんな事はした事　無いのに…身体が勝手に動く


私は多分お姉さんに怒ってる。


怒りが込み上げてくる…


それに、心配してた


元の場所に辿り着いた

周りには鬼が着てた服が落ちてた…



お姉さんらしき姿は見当たらず…？

アレは…お姉さんの着物がうずくまってた…少し動いてるが　私はそれに近づく

その生き物？がｽﾞｽﾞｽﾞと引きずりながら、移動してた


え？日陰の方に行ってる…あ、少し目が合った

なんか…警戒されてる。

私に手招きをする女の子…え？なになに？？

私は女の子の所まで行って近づく

裾を掴まれた！！

私は膝をつく

女の子は私の声にびっくりしてた…

え！？ダボダボの着物で私の制服によじ登る女の子…何これ、可愛い…。


と言うか、何で私にここまで心を開いてくれるんだろうか？？

私の膝で座って私を見上げながら私の名前を言う…


何この可愛い生物はっ！

この女の子とあのお姉さんの面影が重なって抱き締めてしまった…


女の子は察したのか私の頭を一所懸命届く様に撫でてた。

私はゆっくりと女の子から離れて　微笑んだ

私はお姉さんを抱っこして立ち上がる


お姉さんはジタバタ暴れる…なんか、日差しに出るのを嫌がってた

めっちゃ睨まれた…え、怖っ


私はブレザーをお姉さんに被せてあげる…お姉さんは大人しくなり寝息を立て始めた。

私はゆっくりと歩み日差しにお姉さんの肌が当たらないようにする

私のお腹が鳴る…お恥ずかしい////


近くに川があるので魚を捕るためお姉さんを崖の下の日陰に寝かして私は裸足になって腕をまくりザバザバと川に入る…

私は川の冷たさに身体を震わせ魚を獲る…


魚とりが楽しくてつい時間を忘れ太陽が真上に来てた…昼だな今


２８匹獲った…うん、捕り過ぎだね！


私こんなに食べれないよ…お姉さん食べてくれるかな？


鬼って何、食べるんだっけ？？

丁度、お姉さんが起きた…私が居なくて心配してた…



私は歩いてお姉さんの元に行った

私の両手に魚をいっぱい持っててキョトンとしてた


うん、可愛いわ

魚を置いて靴を履いてたらお姉さんは魚を興味津々に観てた…可愛いかよ！

お姉さんが火をつけた…

それから、お姉さんはまた寝て…魚もいい火加減に…私一人で食べる事に…


寂し〜。

私は魚を半分食べた14匹残った…お姉さんが起きたらあげよう！


デカイ葉っぱを探して綺麗に洗って包んだ

私はお姉さんの隣で寝た…