夜…
鬼の少女はあなたのブレザーを掛けて夜の森を走る…
私は周りを見るが何処にもお姉さんの影も姿も無かった…
私は飛び起きブレザーを着て走った
遠くから響く声が聞こえた…その時!?
ドサッ))
何かが降ってきた!?
私の上に落ちて来た
私を下敷きにして小さい何かが動く
お姉さんは私から下りて心配そうな顔をする
お姉さんがその声に反応する…そして、小さいお姉さんが私を担ぎ上げて走り出す!?
お姉さんは私を担ぎ上げたまま木の上に飛んだ…
枝に身を潜め私を木の本体に抱き着かせお姉さんが私に向かって人差し指を立てて
その後、鬼が下にきて私達を探してた
鬼は何処かに行った
お姉さんが私の口を塞ぐ
どうやら、まだ近くに鬼が居るらしい…
数分後…
お姉さんが良いよと言う言葉を聞いて木の本体から手を離した
お姉さんは先に降りて 手を広げて私を受け止める気満々だった…いや、私今のお姉さんを潰しちゃうよ!?
お姉さん小さい女の子になってるんだから!
お姉さんはクイクイと手招きするが…私が首を横に振ると お姉さんがジャンプして私の所まで来て
え?待って!これってお姫様抱っこ!!?
私をお姫様抱っこするお姉さん…やめっ!
それから、お姉さんは私をお姫様抱っこしたまま歩く
やべぇ、大人な対応をされたよ…私。
それから、お姉さんはある所に辿り着いた?
そこにはうずくまってた金髪??変な子がブツブツと何かを呟いてた。
お姉さんは私を下ろして、私の隣に来る
お姉さんは金髪の変な子に指をさす
やば、お姉さんマジで可愛いんだけど♡
私は金髪の変な子に声を掛ける
金髪の子の髪が揺れる
ゆっくりと顔をあげて私達を見つめる
金髪くんの顔がボフッと顔が赤く染まる
なんか、モジモジした後
私に飛び付こうとする、金髪くん…。
え?
私が固まってたら、お姉さんが
お姉さんは金髪くんが私に抱きつく寸前で金髪くんを蹴り飛ばした…え…お姉さん強っ
お姉さんが私に睨んでた目の何倍も怖い目つきで金髪くんを睨む。
確かに…私が呼んだ途端表情が笑顔になって可愛いんだけど…。
お姉さんがまた金髪くんを睨む…
渋々、了承してくれた様だ
お姉さんは金髪くんが私に抱き着いても、少し離れて見守ってた
少しの間、抱き締められたが離れて
お姉さんが一瞬で遠く離れてた所から此処に来て瞬殺で平手打ちをした金髪くんを…うわっ…
変わらんなァ…
我妻くん?が私達に近づく…それを察知してお姉さんが蹴りをかます…
お姉さんが抱きついて来た…!可愛い〜
私から離れて笑顔を見せてるんだけど…尊い。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。