第4話

晴の仕事
雲島 晴
翔、先に帰ってていいよ
天神 翔
え…でも…
???
待て、君にも話がある
雲島 晴
話なんてない!翔、帰って
???
晴は黙ってろ
雲島 晴
っ…!
森谷修
俺は森谷 修。
まず…晴となんの関係がある?
天神 翔
え…あ、友達です
森谷修
今何をしていた
天神 翔
お菓子を…一緒に…
森谷修
ほう、仕事をサボっていたのか。
雲島 晴
あんな場所に居たくない
ここに居た方がずっとマシ
森谷修
んな事言っても仕事は仕事だ。
天神 翔
え…あの…仕事って?
森谷修
晴は…
雲島 晴
言わないで
森谷修
空の…
雲島 晴
黙れ
森谷修
…そんなに友達が離れるのが嫌か。
雲島 晴
せっかく…出来た友達だから
森谷修
感情論で同情すると思うなよ。
戻るぞ
天神 翔
ま、待って下さい
森谷修
…何だ
天神 翔
晴も…嫌がってますし、
今日だけは許してあげてください
森谷修
昨日もサボったじゃないか。一昨日も。
雲島 晴
翔、いいよ
天神 翔
でも、晴は行きたくないんだろ
雲島 晴
そうだけど…
翔に危害は加えたくないから
森谷修
その通りだ。さあ戻るぞ
雲島 晴
っ…翔…また明日ね。
天神 翔
え…あ…また明日…
別れを告げ、混乱するも、1回瞬きをする。



───すると、2人はいつの間にか消えていた。
天神 翔
んぇ…あれ…?
立っていても何も起こらないので、
まだ残っているお菓子と、
お菓子のゴミを持ち帰った。
─天神家・翔の部屋─
天神 翔
何だったんだろ…
『晴は…空の…』
あの声が何度も脳裏をよぎる
天神 翔
仕事って言ってたよなぁ…。
天神 翔
…て、なんで中学生が
仕事なんてやってんの
天神 翔
受験控えてるのに…?
天神 翔
理由でもあんのかなぁ…
いや、理由なきゃおかしい。
天神 翔
んー…なんもわかんねぇ…
─────
───
─学校・廊下─
天神 翔
あ、晴、おはよう
雲島 晴
天神 翔
晴?
雲島 晴
んぇ?あ、翔おはよう
天神 翔
大丈夫?ぼーっとしてたけど
雲島 晴
いや…昨日のこと、
どう思ってるかなって
天神 翔
まあ…聞きたいことは
あるっちゃあるけど
雲島 晴
まあ…今更隠せないから放課後言うよ
天神 翔
う、うん。
─放課後─
─広場─
晴の髪が風になびいている
天神 翔
えと…
雲島 晴
うん。今から言う
天神 翔
…うん。