次の日の朝だった。
岡田は、剛くんに恐る恐る問いかけていた。
剛くんは、朝食を食べている。
神様は味方してくれるよ。
そしてこちらも・・
いのっちは、るりさんの手を握った。
そして…
と花束を泣きながら渡され坂本くんはびっくり。
と、そばにいた井ノ原くんはびっくり!
あっそっか・・・
剛が彼女を覚えていないこと井ノ原くんは知らないから。
そもそも彼女が何者かも・・・・。
ガラッと病室を開ける。
看護婦と仲良さそうな剛君。
バサッと花束を置くと・・
黙っていってしまいました。
そして坂本くんは幸ちゃんを追いかけた。
彼女はまだ、病院を出たところだった。
そう言って坂本くんは彼女のそばにいた。
そしてそれから三日後・・・花を見ながら坂本くんとの会話を振り返っていた。
あの子は俺のただのファンじゃない?
すると・・・
外を見ると、その幸って子と、坂本くんが仲よさげに話している。
なぜか病室からいなくなり・・・・
何故か彼女をかばった坂本くん。
剛くんが彼女の元へ一目散に行ったのを目の当たりにした岡田は・・・
と、そっぽを向く二人。
一体どうなるのだろう・・・
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。