第4話

ご飯の出来事😡💢
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2018/06/17 18:17
you
you
「知んないし!!  自分で考えろ、ばか!」
思わずキレて──…しまったのが間違いだった。
グク
グク
「てめぇ、誰に向かって口きいてんだ?」
え!?   何!?

そんなこともわからないキミの頭の方が大丈夫じゃないんじゃない?

……なんて言えるはずもなく、
you
you
「……えへ……?」
笑って誤魔化すしかなかった。

そんな時、
おばさん
おばさん
「グク〜、あなたちゃん、ご飯出来たわよ〜?」
1階からおばさんが呼んでいる。

助かった………。
グク
グク
「……チッ。行くぞ」
舌打ちだぁ?  てめぇ何様だよ!と言ってやりたいところだけど。

………──そんな勇気はないからとりあえず素直に返事した。
you
you
「うっわぁ!美味しそう!!」
1階に下りたあたしの目の前にあるのはとても豪華な食事。
おばさん
おばさん
「あなたちゃんが家族になった記念日だもの!」
家族かぁ……。
おばさん
おばさん
「さぁさぁ食べて」
そう言われて席に着く。
you
you
「いっただきま〜す!!」
そしてあたしは1番に狙ってた唐揚げに箸をつけ──…るはずだったのに、無言のグクに先を越された。
グク
グク
「あ〜、うま」
こっちを見ながら嫌みったらしく言ってくる。

はぁぁぁん!?

なんだ!? やんのか!? やんのか!?

あたしが唐揚げ狙ってたの知ってて取りやがったな、この野郎!!!

なんて思っていても、
グク
グク
「言いたいことあるんなら言えや」
なんて言いながら凄まれると、
you
you
「な……なんでもございません………」
無理っぽい……。

…つーか、そんな風に言うんならもっと言い出しやすい雰囲気出せよ!

余計言えないし!
グク
グク
「あっそ」
なんかそれだけっていうのも少し──…いや、かなりムカついて言い返そうと思ったけど、それ以上求めたら多分もっと後悔すると思ったからやめといた。
そして次にお肉に箸を伸ばし──…たはずだった。

……が。

またもやグクに取られた。

……なんだ、お前!

わざとか!? わざとなのか!?

そう思っているとグクがふっと勝ち誇ったような笑みを向けてきた。

……超殺意!!!

許さん! 絶対許さん!!

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