第3話

再会✨
244
2018/07/13 12:26
「あなたちゃん……?」
you
you
空港でおばさんがで迎えてくれる。
「おばさん!!」
おばさん
おばさん
「大きくなったわね〜。何年会ってないのかしら?」
you
you
……えーっと。小学校4年の時にお父さんが転勤になって

………今、高校1年だから──…、

「6年かな?」
おばさん
おばさん
「そんなに会ってなかったかしら!?あなたちゃんのお父さんが転勤になるまでは家も隣でずっとグクと一緒だったからねぇ……」
you
you
「ですよね!グクに会うのも久しぶりで楽しみです!」
おばさん
おばさん
「あまり期待しない方がいいわよ?」
おばさんが冗談半分に言う。
だからあたしも、
you
you
「じゃあ期待しないことにします」
なんて冗談半分に返しておいた。
おばさん
おばさん
「じゃあ帰ろうか」
you
you
「はい」
そんなことで、あたし、星加youは幼なじみ連絛グクの家で暮らすことになった。

──…が。

今のこの状況はなんなんだろう。

なんでこんなことになってんだろう。

女「グクゥー、誰よ、この女」

裸でグクの隣に寝てる女があたしを見ながらグクに言う。

来てそうそう、飛行機の中で想像してた状況になってんだけど!

どうしようか……。

兄妹にしとこうか!? うん。 それしかない!
you
you
「あの……あたし──…」
グクの妹です。
それを遮ったのは、
グク
グク
「………なぁ、お前もう用ねぇ。帰れ」
勿論、グク。
女  「え!?グ……グク!?何言って……!?今エッチしたばっかじゃない!」
グク
グク
「…………ふ〜ん?俺に逆らうんだ?」
女「いや、あのっ」
なんだろう。この修羅場みたいな状況。
グク
グク
「今すぐ出ていったら許してやるよ。俺、優しー」
……全然優しいと思わないのはあたしだけ?
むしろ怖いと思うのはあたしだけ!?
女「お……怒らないで………グク……」
そう言って女の人が出て行った後、シンとした空気だけが残る。

き、気まず……。

そんな沈黙を破ってくれたのはグクで。
グク
グク
「お前、なんでここにいる?」
you
you
「……はい?」
……何?

え!?………まさか! まさか!!
you
you
「グク……あたしのこと……聞いてない?」
グク
グク
「はぁ?」
……やっぱり!!  やっぱりね!!
グク
グク
「なんなんだよ」
you
you
「あ、あたしさ?今日からここに住むことになったんだけど……」
グク
グク
「はぁ?頭大丈夫か?  聞いてねぇよ」
……何それ。

何それ!

何それ!!

あたしだって来たくて来たわけじゃないし!

なんでそんなに言われなきゃなんないのよ!!

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