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第3話

放課後部活にて
9
2018/06/06 15:30
放課後の部活も夜遅くまであり
もう部活が終わりに近づいたころだった
私は先輩方の行った仕事を最後は私がするようになっているから、先輩方に代わり私が仕事をしていた。
先輩
梨花ちゃーん、これもお願いね〜
先輩が道具などをはこんできた
梨花
すみません!  運んでもらって、、
先輩
いーのいーの!  あ、それ終わったら次は部室の片付けお願いね?
梨花
あ、はい!  分かりました
先輩方が  あと、よろしくね〜  と先に下校されていく
私は道具などを片付けたり
ボールを磨いたりしていた
疲れた。正直、、。
はぁ   とため息が出そうなのをいつも我慢
梨花
おし、まだ頑張らないと
自分に活をいれ
もくもくと仕事をやってく
みんな、このボールを蹴って
このひとつのボールを蹴って
戦っているのか、、
なーんて、思ったりしながら
磨いていた
梨花
まだ、ボールがある…。
ボールの数が多い。
はぁ  とため息出そうなのを止める
パンパンッ  自分の顔を叩き疲れを紛らわせた
碧斗
こんな暗いところで
見上げると制服姿の一ノ瀬くんが立っていた
梨花
一ノ瀬くん、お疲れ様
一ノ瀬くんにあいさつをした
碧斗
うん、お疲れ
そっけないけど、会話出来るのも私にとっては貴重な時間
碧斗
ボール磨いてんの  ?
梨花
うん、
碧斗
こんな暗い中でも  ?
梨花
うん、私の仕事だからね
…  一ノ瀬くんが黙った
碧斗
暗い中1人でいつも  ?
梨花
う、うん。1人でだけど、、?
きっと一ノ瀬くんも疲れているだろう。
なのに、私と話してくれている。

これは早めに会話を終わらせた方がいいかな
梨花
一ノ瀬くん、もう遅いし、練習してきっと疲れているから、帰った方がいいんじゃ  ?
私がボールを磨きながらゆった。
碧斗
疲れてるのはお互い様だろ。
一ノ瀬くんが隣にしゃがみこんだ
梨花
私なんか、全然疲れてないよ!  ニコッ
一ノ瀬くんに心配されないように
ニコッ と笑顔を作った
碧斗
よく、笑顔で耐えられるね
俺ならこんな仕事ほってでも家に帰るな
隣にしゃがんだ一ノ瀬くんが
こっちを見た
目線があった。    私はすぐにそらした
そしたら、一ノ瀬くんの片手が
私の頬にのびた
梨花
ん  ?
碧斗
ほっぺきたねー  笑
私の頬を触って
笑っている
あ、笑ってくれた   よかった
ふと、そう思ったわたし
梨花
一ノ瀬くん、私の汚い頬触ったら手、手が汚れちゃうから
私はよけようとした
碧斗
…。すぐ、人の心配
へ  ?
私は思わず一ノ瀬くんを見た
碧斗
真野って、自分のこと考えないでいつも相手のこと1番に考えてすごいよなー
"すごいよなー"   なんてゆってくれる
一ノ瀬くんも私にとってはすごいこと
梨花
そんなことないよ
私は部室の片付けに行こうとした
碧斗
梨花、、
名前を呼ばれて思わず固まるわたし
碧斗
梨花って名前好き
一ノ瀬くんがふとそんなことをゆった
私は軽く  ありがとう  とゆって
部室の片付けをはじめる
"梨花って名前好き"
何照れてんだ私
碧斗
手  とまってるよ  ?
一ノ瀬くんが私の顔を除いた
はッ  
梨花
だ、大丈夫!
一ノ瀬くんがそこにある椅子に座った
碧斗
疲れたー……
一ノ瀬くんの声が部室内に響いた
へ、もしかして、さっきから
2人っきり 。。
梨花
い、一ノ瀬くん!!
ん?  とこっちを見た
梨花
このロッカーの上にある箱…
取ってもらえる、かな?
身長が低い私は背伸びしても届かなかった
碧斗
フフッ  いーよ
一ノ瀬くんは笑った
すると、簡単に手を伸ばしてとってくれた
碧斗
はい、どーぞ
一ノ瀬くんって身長高くない、、、。
高いよね。うん、高い、、、
そんなことを1人で思っていたら
碧斗
真野  ?
首を傾げてこっちを見た一ノ瀬くん
梨花
ご、ごめん!   ありがとう、。
梨花
一ノ瀬くん。身長高いね
ボソッと言った言葉が一ノ瀬くんには聞こえてて
碧斗
真野が低いんじゃ、、?  笑
ちょっとバカにしてきた
ああ、ふと思った
こんなあたしが一ノ瀬くんと話してていいのか
なのかに失礼にあたる
話すの控えないと  
俯きながら手をぎゅっとにぎった。

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