私は机に突っ伏す
寝たい
そう思っていると
リソンが楽しそうにそう言う
そう言えば今はお昼休憩の時間…
お腹すいたな
そう言い椅子から立ち上がった
本当に美味しそうな顔をするリソンに笑ってしまう
店員さんにオーダーをする
あ、私もなにか甘いもの頼めばよかった…
と少し後悔する
料理が来るまでリソンと話しをする
テーブルにカルボナーラとプリンが並べられる
“ いただきます ”
2人でそういい口に料理を運ぶ
ん〜、おいしい!!
あっという間にカルボナーラを食べてしまった
そう言って私に差し出したのはリソンが注文したプリン
あー…
そう先週から新プロジェクトを立ち上げて今はすごい忙しくて大変な時期
“ ね? ”
そう言うとリソンが笑顔で頷く
私たちは仲良く2人でプリンを食べあった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。