LIKIYAside
スタジオを出て数分歩いたところで
悠羽がキョロキョロしだした
一瞬だけど、悠羽は目を泳がせた
悠羽の嘘はわかりやすい
なんか隠してるそう思い
俺は周りに目をやりながら
RIKUの隣に行った悠羽を見つめながら
悠羽溺愛組に近づいた
それだけ言って俺は溺愛組から離れて
なるべく悠羽の近くにいようと思い
悠羽をRIKU 俺 瑠唯 拓磨
なるべく厳ついのを揃えて
店まで歩いた。
店に着くなり悠羽はメニューに夢中
悠羽溺愛組にはちょっと悪いけど
今日は悠羽の隣に座って聞かないと
いけない事あるからなぁ
ドカッと悠羽の隣に座ってメニューを覗く
頼みたいものを頼んでご飯も食べて
みんなゆっくり仕出したしそろそろ
本題に入るか
俺の一言で一気に騒がしかった室内は
静かになり悠羽に視線が集まる
数分の沈黙した後悠羽が口を開いた
悠羽が言うには何週間か前から
誰かに付けられてる気がするらしい
壱馬に連絡させてしばらくすると
個室の扉が開いた
誰かに付けられてること
確認しても誰もいない事
どうして言わなかったのかを
登坂くんに話してもらった
とりあえず今日は登坂くんがいるから
大丈夫だとして明日の朝
登坂くんは早く出ないと行けないらしく
悠羽のお迎えをする役目を北人に頼んだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。