北人side
悠羽の返事を聞いて俺は水族館へと
車を走らせた。
悠羽にスマホを差し出し選ばせる。
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水族館着くまでに悠羽はヒラヒラを踊ったり
ノリノリで着くまでに疲れるんじゃないか
ぐらいに楽しそうだった。
車から降りて受付を済ませて
いざ水族館の中に入る。
俺はさりげなく悠羽の手を握ると
ビックリされた。
納得するんだ笑
割とばれたらこれまずいのに笑
さすが天然
ペンギンのところに着くと
自分がアーティストなのを忘れるぐらいに
大はしゃぎな悠羽さん笑
悠羽の指指した方にはぺたぺたと歩く
赤ちゃんペンギン
まるで悠羽みたいにパタパタと親の
後を追いかけていた。
それからイルカショーに行って
アシカ見たりクラゲ見たりして
お昼はちょっと奮発して、少し高いところに笑
いろいろ回ってるうちにあっという間に夜になった。
今言わなきゃ。
俺は意を決して悠羽に告げた。
家に着くまでの間悠羽は悩んでるのか
静かだった。
ピンポーン
悠羽が部屋番間違ったのかと思って
俺も試しにやってみたけど
ほんとに出ない
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!