爆豪母「あれ、そう言えばあなたって1人暮らし?」
あなた「はい。」
爆豪母「料理はできるの?」
あなた「あ〜…少ししか出来ないです…」
爆豪母「あははっ、じゃあ毎晩うちにおいでよ!晩御飯食べに!」
あなた「えっ、良いんですか?」
爆豪母「いいんだよ。片付けるのに一段落ついたら
家においで!あ、そうだ。勝己を派遣させようか!」
爆豪「は?」
派遣って、言い方…
爆豪母「勝己に手伝わせるからさ!ほら、行ってきな!」
あなた「あ…はい。」
私はぺこりとお辞儀をしてから小走りで
自分の家に向かう。
業者「あ、家具全部入れておきましたよ!」
あなた「わっ、ありがとうございます。」
私はそう言いながらお辞儀をする。
業者さんは車に乗って帰っていった。
あなた「よしっ頑張ろ。」
爆豪「チッ…あのクソババア…」
あなた「よし、着いてこい」
爆豪「あぁ''?指図してんじゃねぇぞクソ女!」
あなた「いや、手伝えって言われてんじゃん。
まさか荷物出すことすら出来ないとかないですよね?笑」
爆豪「荷物出すぐらい出来るわ!!舐めとんのか!!」
うぉ、当たった。
やっぱり、勝己は煽られてキレるタイプだと思ったよ。
あなた「んじゃ、入るか」
私がそう言うと勝己は私よりも先に家に入ってしまった。
とりあえずおばさんが晩御飯を作ってくれてる間に
仲良くならなきゃ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。