はぁ…何聞いたら良いのか…
初対面でプライベートを聞きすぎるのは良くないしなぁ…
まずは"あれ"から…
私は黙々と荷物をダンボールから出し続けている
勝己に質問をする。
あなた「勝己。」
爆豪「あ"?」
あなた「好きな食べ物は?」
爆豪「なんでお前なんかの質問に俺が応えなきゃえけねぇんだよ」
あなた「えぇ…そんな喧嘩腰でこられても…」
すると勝己は舌打ちをしてぼそっと呟く
爆豪「辛いもんだ」
お、話し始めた。これはいい感じなのでは…?
あなた「ふーん。辛いものが好きなんだ。
もしかして辛いもの得意だったりする?」
爆豪「当たり前だろ。苦手だったら食えねぇだろうが」
あなた「へー。すご。じゃあ次、好きな事は?」
爆豪「山登り」
あなた「お〜。いいよね山登り。空気がいいよね。
あ、もしかして脚の筋肉凄い感じ?」
爆豪「あたりめぇだろ。」
そう言ってドヤる。
あなた「いや、私も脚は凄い方だと思うんだけども」
雄英から推薦入学のお話を貰ってから
ずっとトレーニングし続けてきたし
普通の人よりかは筋肉ついてるはず。
爆豪「ハッ、てめぇどっかのお嬢様なんだろ?」
…は?
私が"なんで知ってるの"と聞こうと口を開くが、勝己に遮られる。
爆豪「行動がお嬢様なんだよ。んなお前の脚が凄いだァ?断然俺の方がす___…っ…何してんだてめぇ」
私は気づいたら勝己を殴っていた。
あなた「ごめんなさい。私感情を抑えるのが苦手なの。」
私はそう言い勝己を睨む。
爆豪「喧嘩かよ…上等だァ…!」
勝己はそう言って手で火花のようなものを発生させる。
すると勝己は手で私に向かって爆破する。
爆破の個性…!
私は腕で身を守りながら後ろに引く。
あなた「ぃっ…」
私は腕の痛みを我慢し、反撃しようとする。
だがドアの方に気配を感じバッと振り向く。
そこには鬼の形相をしたおばさんがいた。
あなた「あ…」
爆豪母「あんたら…何してんのよ!!!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。