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第5話

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2021/12/18 11:26
はぁ…何聞いたら良いのか…



初対面でプライベートを聞きすぎるのは良くないしなぁ…



まずは"あれ"から…



私は黙々と荷物をダンボールから出し続けている
勝己に質問をする。



あなた「勝己。」



爆豪「あ"?」



あなた「好きな食べ物は?」



爆豪「なんでお前なんかの質問に俺が応えなきゃえけねぇんだよ」



あなた「えぇ…そんな喧嘩腰でこられても…」



すると勝己は舌打ちをしてぼそっと呟く



爆豪「辛いもんだ」



お、話し始めた。これはいい感じなのでは…?



あなた「ふーん。辛いものが好きなんだ。
もしかして辛いもの得意だったりする?」



爆豪「当たり前だろ。苦手だったら食えねぇだろうが」



あなた「へー。すご。じゃあ次、好きな事は?」



爆豪「山登り」



あなた「お〜。いいよね山登り。空気がいいよね。
あ、もしかして脚の筋肉凄い感じ?」



爆豪「あたりめぇだろ。」



そう言ってドヤる。



あなた「いや、私も脚は凄い方だと思うんだけども」



雄英から推薦入学のお話を貰ってから
ずっとトレーニングし続けてきたし
普通の人よりかは筋肉ついてるはず。



爆豪「ハッ、てめぇどっかのお嬢様なんだろ?」



…は?



私が"なんで知ってるの"と聞こうと口を開くが、勝己に遮られる。



爆豪「行動がお嬢様なんだよ。んなお前の脚が凄いだァ?断然俺の方がす___…っ…何してんだてめぇ」



私は気づいたら勝己を殴っていた。



あなた「ごめんなさい。私感情を抑えるのが苦手なの。」



私はそう言い勝己を睨む。



爆豪「喧嘩かよ…上等だァ…!」



勝己はそう言って手で火花のようなものを発生させる。



すると勝己は手で私に向かって爆破する。



爆破の個性…!



私は腕で身を守りながら後ろに引く。



あなた「ぃっ…」



私は腕の痛みを我慢し、反撃しようとする。



だがドアの方に気配を感じバッと振り向く。



そこには鬼の形相をしたおばさんがいた。



あなた「あ…」



爆豪母「あんたら…何してんのよ!!!」

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