第7話

菊池風磨⑦
それから何度か再発はしたけれど



普通に車いす生活をしていた



結婚して5年、余命よりも2年経った頃、



あなたは寝たきり状態になった。
風磨
風磨
あなた~
お昼ごろ、あなたの寝ている部屋に入る。
風磨
風磨
寝てるか…
横に腰掛けあなたの頬を触る
あなた

ふ…ま…

風磨
風磨
大丈夫か?
あなた

うん、手握ってほしい…

風磨
風磨
あなたの手を握る。


いつもより冷えきった手だった
あなた

ふ~まだぁ~

風磨
風磨
ずっと一緒にいるからな
あなた

あ…りが…とう…

このとき俺の眼には自然と涙が出ていた。



きっと心のどこかでわかってたんだと思う。
あなた

ふ…ま……す………い…………

あなたの手から力が抜けた。



その瞬間俺の中で
隠し続けていた感情が湧き出てきた

























12月7日。午後12:21分。
菊池あなた 永眠。