第41話

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2018/08/18 14:53
あなたside

ガチャッ

あなた「ただいま~。おかえり~」

大「どっちだよ笑」

あたし達は久しぶりに家に帰った

あの事件以来ずっと警視庁に泊まり込みだったから

すごく久しぶりに感じた

大「洗濯物は明日やるか」

あなた「そうだね」

あれ?

そういえばあの日の朝って…




あなた『服着て!!/////』

大『あ、やべ。でも、別に…』

あなた『いいから早く!///じゃなきゃ、朝食抜き!』

大『…分かったよ』

ズルズル

あなた『はあ…。もうサト兄、乙女心が分かってない///』

あなた『ちょっとだけ…かっこよかったかも……///』




あのお風呂騒動があった日じゃない!?

大「あなた?」

あなた「な、何!?///」

大「いや、風呂入るかって……どうした?顔赤いぞ?」

あなた「!…そんなことないよ!///」

大「熱でもあるのか?それともさっきのが痛むのか?」

そう言いながらサト兄があたしの顔に触れようとしたから

あなた「な、何でもない!///あたしもう寝るからサト兄入っていいよ!おやすみ!」

大「は、ちょ!」

半ば強引に会話を切り上げ、あたしは部屋に入った

あなた「はあ…」

心臓はまだバクバクといっていた

あなた「何でこんなにドキドキするんだろう///」

この感情の正体があたしには分からなかった






大野side

大「……どうしたんだ、アイツ?」

そう言いながら俺は頭をかいた

さっきのあなたの真っ赤な顔が頭をよぎる

大「あぶね。もう少しで理性飛ぶとこだった///」

……今度から気をつけないとな
















大「おはよう」

相「おっはよ、リーダー!」

櫻「はい。これ野崎の取り調べ時の報告書」

大「……野崎が言っていた男の正体は掴めたのか?」

二「それが全然。名前も全部でたらめで過去の事件ファイルとかにも目ぼしいものはなかった」

大「…そうか」

野崎は取り調べの時に自分には協力者がいたと言っていた

あの様子からして嘘ではなさそうだが

ニノのデータにも引っ掛からないということは相当頭が切れるのかもしれない

大「今後の事件に注意する必要がありそうだな」

相「あれ?そういえばあなたは?」

大「アイツは寄り道するから先に行ってろと」

まあ、大体の見当はつくけどな








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