私は頷いてしまった。
少し意地悪に笑った廉くんは
ソファに私を押し倒しさっきよりももっと
熱くて深いキスをした。
⦅クチュッ…⦆
いやらしい音が広い部屋にひびく。
それが始まりの合図になった。
廉くんは私をお姫様抱っこしてベッドまで連れていく。
また重なる私たちの唇
廉くんのキスは甘くて上手。
なのに廉くんは余裕そうな顔をして
ちゅ、ちゅ、と音を響かせながら首筋や鎖骨に口付ける廉くん。
するりと服に滑り込んできた細長くて綺麗な手はやわやわと膨らみに触れる。
いつの間にか呼び捨てになっていた私の名前も今は気にならない。
慣れた手つきでバチンッと私の下着を外す廉くん
恥ずかしさで思わず目を逸らしてしまった
そういってもっと激しく触れてくる。
私は我慢できなくなって
なんて恥ずかしいことを言ってしまった。
紫耀なら絶対言わないこんな言葉。
そう微笑んだ廉くんは私のスカートとパンツをめくった
廉くんの指が私の秘部にそっと触れた
そう言って廉くんは自分の服を脱ぎ捨てる。
容赦なく突き上げてくる廉くんの硬くなったモノ
私は紫耀対する罪悪感からか今の状況の快感からか、
また涙をこぼしてしまった
そう言う廉くんはどんどん腰の速度を速める
最後に大きく腰を突き上げる廉くん
2人は同時に果てた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。