第27話

22話🥀
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2019/11/18 10:11
         すいません  ナムさんの過去編的なのです
俺は物心ついた時からずっと塾に通っている
小3の始めくらいまではまだ少ない方だったんだけど途中から休む暇もないくらい塾が増えた

そんな俺には誰にも言ってないけど好きな女の子が居た 他の奴らはあなたが好きな奴が多かったけど俺は違った
ジヒョ 幼少期
ジヒョ 幼少期
ナムさんー!
これはジヒョ  何故か俺をナムさんって呼ぶ 笑
察しのいい人は分かると思うけど俺の好きな人

俺は頭が良くてしっかり者だと周りからよく言われる(物をすぐ壊す事以外は)
でもジヒョだけは違った いつも俺の事を頭は良いけど天然で抜けてると言ってきた
そんな彼女に最初は好奇心で近づいたのに彼女の人をよく見ている所とかしっかりしているのにたまに抜けてる所を見ていたらいつの間にか好きになっていた
あなた達と居る時も楽しかったけど ジヒョと居る時は元々性格が似ていた事もあってあなた達と居る時とは違う安心感があった
あっちも同じ気持ちだったのは分かっていた

でもジヒョが今どこにいるのか俺は知らない

...それはあの忘れもしない夏の日
夏休みの中盤 俺達はいつものように遊ぶ約束をしていた
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
お母さん! 今から△公園で遊んでくるね!
母
あら  言ってなかったかしら
今日は塾が臨時であるわよ
今日は遊ぶのやめなさい
ほら 早く支度して
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
・・・はい
お母さんに逆らう事が出来ない俺はジヒョには申し訳ないけど明日会って説明しようと思って行くのをやめてしまった
一生の後悔になるのも知らずに
                                 ジヒョside
私はジヒョ  いきなりだけど今日好きな人と遊ぶ約束をしていて告白するつもりなの
実は私は明日親の都合で遠くに行ってしまうの
あまりにいきなりの事だったし夏休み中だったから皆にも言えていない
その好きな人とは両思いなの分かってたのになんでもっと早く告わなかったんだろう
こんな形で言う事になるなんて・・・
でも自分勝手だって分かってるけど最後に告いたい
私は短い人生で1番緊張して待った
待ち合わせ時間から10分 30分 1時間 3時間・・・
いくら待ってもナムさんは来なかった

これは神様が私に告白しない方がいいって言ってるって事なのかな?
そうだ 今告白した所でどうする
ナムさんとはどちみち離れ離れになってしまう
危ない危ない 今告白して気持ちを確認した所でどうせ明日には会えなくなるんだ
私は感情的になり過ぎていたみたい
・・・ナムさん来なくてよかった
                                 次の日
ついに引っ越す日が来てしまった
密かに会いに来てくれないかなーって思ってたけど映画じゃないんだからそんな事起きないよね 笑
最後にナムさんに会いたかったなー
ジヒョ 幼少期
ジヒョ 幼少期
(  ´^`° )ウッ あれっ?  涙が出てきちゃった
         何故か涙が止まらなくて親に心配された
ああ 私って弱いなー
これは私の切ない初恋のお話
                              ナムジュンside
次の日  朝早く起きてジヒョに謝りに行こうとした
でもまるで神様が邪魔しているようにまた引き止められた
母
今日は遠くに出掛けるわよ
早く準備しなさい
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
えっ
母
何  何か文句あるの?
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
・・・なんにもないです
ああ  また引き止められてしまった
・・・しょうがない 明日行くか
               次の日  やっとジヒョの元に行ける
すぐに謝らないと
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
えっ?
ジヒョの家  いやジヒョが住んでいた家は最初からジヒョが居なかったかのように無機質な雰囲気だった
おかしいと思って近所の人に聞いてみたら
モブ子
モブ子
 ああ  お隣さんなら昨日引っ越したわよ
いい人達だったから残念だわ
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
・・・
嘘だろ?  ジヒョが引っ越したなんて
信じたくない
モブ子
モブ子
?  大丈夫?
ナムジュン(幼少期)
ナムジュン(幼少期)
あ  すいません ありがとうございました
ああ なんであの時お母さんに逆らえなかったんだろう
全部俺が弱いせいだ・・・
これは哀れな俺の今も終わらせられていない初恋の話
                               --------キリトリ線--------
はい  これ見てください
まじですか?  自分の目疑いましたよ 
発狂しました( ・∇・)
本当にありがとうございます<(_ _)>

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