第4話

柱合会議
1,394
2020/04/16 22:27
『御館様の御成です。』
バッ
御館様
皆、お早う。櫁華も初めての柱合会議宜しくね。
櫁華
櫁華
はい。
御館様
早速だけどね。今回は櫁華、君の事についてだ。鬼舞辻の事、もし君が心を許してくれる時が来たら………話してくれるかな?
櫁華
櫁華
はい。御命令と言うの成らば。
御館様
櫁華、命令とお願いは違うんだよ。私達はね、信頼関係で君が話をしてくれるのを待っているんだ。だからね、これは命令とは違うんだよ。
櫁華
櫁華
………。
櫁華
櫁華
無理な話です。
櫁華
櫁華
櫁華
櫁華
私は、命令とお願いが分かりません。
櫁華
櫁華
それに、信頼関係で私が話をするのを待っているのなら………。
櫁華
櫁華
それは、一生あり得ません。
櫁華
櫁華
別にどうでもいい事なのです。
………。
柱合会議終了後。
櫁華だけ抜きで話をする柱達と御館様。
御館様
やっぱり、まだまだ時間が必要だね。
しのぶ
しのぶ
そうですね……
無一郎
無一郎
御館様。不躾だと思われますが、彼女の生い立ちは一体………?
御館様
うん、それについては櫁華から許可は経ている。
御館様
話さなければならないね。
御館様
彼女の過去を
御館様
でもこれは、とても残酷で悲しい話だよ。それでもいいね?
御意。
御館様
うん。では、話すよ。

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