第4話

~3~ 心
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2019/05/10 14:23
今日もいつもと同じように紫耀の周りには
たくさんの女子が集まっていた
女子
紫耀くん!! お昼一緒に食べない??
女子
この問題教えてくれる。???
女子
紫耀くん放課後、暇??
紫耀
紫耀
いーよ!!  お昼食べよ、教えるのはちょっと待ってね、放課後は部活があるんだ。ごめんね。
岸
あーあ。またやってるよ。
あなた

あんだけ言われても全部受け止めて答えてあげるところが紫耀だよね

岸
だな
岸
昔からあいつは抜けてるとこあるけど、気遣いできるっつーか、ちゃんと見てるんだよな。
紫耀
紫耀
ごめん、なんの話???
あなた

ううん、なんでもない

岸
しっかし、いっつも紫耀の周りは女子がうじゃうじゃいるよな~
紫耀
紫耀
そんなことないって笑笑
あなた

こんな紫耀のどこがいんだか……

紫耀
紫耀
はー!?!?   今なんてゆった!?!?
あなた

なんでもないですー

紫耀
紫耀
彩芽は素直じゃないんだから~
あなた

思ってること言っただけですけど。???

岸 side

いつもこうなんだ。



小さい頃からずーっと一緒



3人でいることが当たり前



お互いをよく理解し合っている


だから分かる。







彩芽が紫耀に密かに想いを寄せている事。


そして









俺は二人の仲に入れない








仲が悪いわけじゃない









なにか2人は俺と違うものを持っていて





2人揃うと

まるでパズルのピースがぴったりハマるよう。









ねぇ。彩芽。










彩芽は俺の事どう思ってる、?







ただの幼馴染なの、?










紫耀と違うものってなに、?























俺じゃ







































ダメかな。

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