第119話

記憶と個性
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2021/09/03 12:09













私はお昼休みに屋上に来た。




















靴を脱いで今でも自殺をしそうな状態になる。




















私はたまにやる。














あっ、タヒねるという気持ちが来るから。
















実際タヒなないけどね。
神代類
おや、そこから飛び降りるつもりかい?
夜魅(あなた)
神代先輩。
夜魅(あなた)
どうしてきたんですか。
神代類
瑞希を探していたんだが、もう帰ったみたいでね。
夜魅(あなた)
そうですか、別に飛び降りる気はないです。
夜魅(あなた)
こういう風景がすきなんです。
夜魅(あなた)
人生最後で見る景色が。
夜魅(あなた)
すこしでもタヒねる気がして。
神代類
そうかい。
夜魅(あなた)
神代先輩は、良く問題児とか変人とか言われますよね。
神代類
いわれるね。
夜魅(あなた)
別に問題児だって変人でもいいんだって思うんです。
神代類
え?
夜魅(あなた)
学校で問題を起こせば皆の記憶に残るし、変人だってそれはその人神代先輩の個性だ。
夜魅(あなた)
個性に文句する人は可笑しいし、どういわれようが自分のこと分かるのは自分だけだし。
夜魅(あなた)
自分で、自分を押し曲げたらダメなんですよ。
夜魅(あなた)
なので、神代先輩自分を押し曲げないでくださいね。
神代類
…フフッこんなことを言われたのは初めてだよ、あなた君。


















別に、さっき瑞希の悪口を言った人達に思ったことを言っただけだけど。

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