弥 「終わったぁ~」
猪 「おつかれさん!出しいくやろ?」
弥 「うん、先行ってていいよッ」
猪 「りょうか~い」
教室を出て職員室に行き、
担任の先生に出して
昇降口へ向かった
弥 「え、、?!」
猪 「ん、??」
弥 「いや、あ、先に帰っててって思ったけど、」
猪 「まぁいいじゃん、薄暗いし帰ろーぜッ」
弥 「ほぉ、、」
先に帰ってると思ってたから、あら、笑
けどなんだか無性に嬉しい。
弥 「あ、さくちゃん」
作 「おぉ、今帰り?」
弥 「うんッさくちゃんも?」
作 「おうッ」
門を出ようとした時、
さくちゃんが目の前を自転車で通る時だった
さくちゃん、部活してるから
帰りこんな時間なんだッ
作 「2人ともあっち?」
猪 「おうッさくちゃんはそっち?」
作 「おうッじゃあまた明日なッ」
弥 「ばいばーい」
そのまま2人で歩いて駅に向かった
駅までは約10分
それまで他愛のない話を沢山した。
最近の話とか
明日の体育祭のこととか
ほんと小さいことばっかり。
でも楽しくて、このまま時間が止まればなぁて
何回思ったことか、、
猪 「じゃあまた明日ねッ」
弥 「うん、!今日はありがとッ」
猪 「おう!」
そう言って笑顔で手を振った貴方は
最高に輝いてて、最高にかっこよくて
やっぱり私は
貴方が大好きです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!