第9話

Ren side
1,237
2021/04/10 15:47

《現在》



宇宙SixからSnowManという
グループに入って



デビューが決まった、




今日はデビュー曲の"D.D."を披露する為
M〇テに出る



『おはようございまぁす、』



SnowManとSixTONESの
共同の楽屋に入ると



翔「めめ おはよぉ」


もう衣装に着替えてるしょっぴーが居た



『おはよう』



人数も多くて賑やかな楽屋で
俺も衣装に着替えて皆と話して時間を潰してた




ス「SnowManさん!リハお願いします!」



スタッフさんに呼ばれ
M〇テのスタジオに向かう



ずっとずっと夢見てた
Jrの頃から出たいと思っていた番組



ス「ここで待機お願いします!」


ステージ前に立たされて
俺たちよりも前にリハーサルしてる方の
終わりを待つ



スタッフさんは慌ただしく動き
カメラの動きを細かく指示していた、



ラ「凄い綺麗な声…」


スタッフさんを見ていると隣の
ラウールが目をキラキラさせて言う



パッとステージに目をやると
ラフな服装で歌うあなたの姿があった



『えっ…』



…あなた?





うそ…、会えた…、





ずっとずっと近づきたい、
あなたと並ぶくらいの存在になりたいと
死ぬ気で頑張ってきた、




ス「OKでーす!あなたさんお疲れ様です!」



そう言われあなたはスタッフさんに
ニコッと笑う




懐かしい あの笑顔
嬉しそうに幸せそうに笑う
あなたの笑顔が俺は本当に好きだった、



ステージからトントントンと降りてきて
俺らに近づいてくる



『おはようございます!七海 あなたです』



そう言うと皆 あなたに挨拶をする




あなたは俺を見ることなく
俺なんか忘れたかのように
皆に挨拶を終えると楽屋に戻って行った




俺の事忘れた?




もうあなたは俺の事
眼中にも入らないくらいになった?





デビューして少しは近づいたと
思ってたのに


気づいた時には
あなたはもっともっと上に行っていた




『ははっ、』



いつまで経ってもあなたに
近づける気しねぇわ…、





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