あの、なんか長くなった上に変になっちゃったので、ご了承ください、(?)
🦈side
ふっふっふ。
俺には企みがある。
ユノはそれにまんまと引っかかった。
なんの疑いもなく飲むユノ。
そう、俺は今ユノのアメリカーノに
媚薬を盛った。
効果はまだかな~…♡
ところが。
10分、20分。30分経っても何の反応も示さない。
え?即効のやつじゃないの?
通販で買ったのが良くなかったのかな~…
おかしい。確かに盛った。
ユノにバレないよう、もう一度通販サイトを開く。
確かに媚薬って書いてあるんだけどな…
口コミ見てみよう。
『これ、詐欺ですwwwwwww』
『これ媚薬じゃない!!!』
『おい詐欺すんなや』
え、これ詐欺なん?
まじ??
とか思いながらスクロールしていくと
『これ、男に使った人にしか分からんわw』
『僕の彼女に使ったら女の子になりました』
『彼女に飲ませたのに全然反応なくて、次の日の朝起きたら女の子になってたんだけどこれどういう薬??w』
…え?
え、????
これは媚薬ではなく…女体化の薬???
い、いやまさかそんな訳~…
次の日の朝
「…きて…ンギ、おきて…ミンギ!!」
誰かに起こされたと思ったら知らない女の子。
「ミンギ…どうしよう…」
今にも泣きそうな顔で俺に助けを求めてる。
…へ?
なんか、と言われましても……
心当たりしかない……。。。
とりあえずユノが働く会社に連絡を入れる。
理由は適当に付けた。
ユノがそう言うと同時に、ぎゅっと抱き締められた。
ユノとは言えど女の子だし、でも雰囲気はユノで、
女の子になったからなのか俺より背が低くて……
上目遣いが刺さる。刺さりまくる。
我慢できなくなったので、ひょいと抱き上げる。
ドサッ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。