奥村side
頭上の小さい窓から漏れてくる光で目が覚めた。
カーテンを挟み隣で寝ているラウからはまだ規則正しい寝息が聞こえる。
時計を見ると今は6:00ちょうど。
舘さんはもう起きてるかな、なんて考えながら体を起こす。
昨日は一日中歩き回ったのに、体は重いどころかいつもより軽くさえ感じる。
ラウに正直な気持ち言えて、スッキリしたのかな。
2人のベッドを仕切るカーテンを少しだけずらしてまだ眠っているラウの顔を見た。
気持ちよさそうに、幸せそうに眠っている。
思わず小さく笑ってしまうとラウが起きた。
ラウのベッドの方に行くと急にぐいっと腕を引っ張られて、ラウのベットに引きずり込まれた。
そして、そのままベッドで寝たままのラウに抱きしめられた。
ラウの顔がすぐ近くにあって、心臓が速く動く音が聞こえてしまいそうで余計に緊張した。
ラウが一定のリズムで背中を優しく叩いてくれて、すぐにやってきた睡魔によって眠りについた。
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しゅがーです!
3ヶ月も更新していなかったのにたった1日でたくさんの方が見てくれて、投票も40票を越えていて驚いています!
本当にありがとうございます!
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まだ50票には達していませんが、あと3票で結果が変わる訳では無いのでふきだしありにさせていただきました。
ふきだしなしが良かった方には申し訳ないですが、差がかなり大きかったのでこれまで通りふきだしを使用していきます。
アンケートにご協力してくださった皆様、ありがとうございました!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。