第85話

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2019/01/13 09:46
you
you
え、なに?


私を部屋の中に押したグクオッパは、後ろ手でドアの鍵を閉めた。


ジョングク
ジョングク
…まだ、ユンギヒョンの痕消えてないけど、



我慢できないから




じりじりと詰め寄ってくるグクオッパ。


分かってる。後ろにはベッドがあること。



グクオッパが何をしようとしてるかも。




you
you
ま、ままま待って、私こういうのしたことないし、グクオッパは経験豊富かもしれないけど…初めて、だし
ジョングク
ジョングク
分かってるよ。だからあなたはなーんにも考えずに委ねてればいいの、気持ちよくするから
you
you
いやっ、そういう問題じゃなくて…その、まだ早いっていうか
ジョングク
ジョングク
俺あなたのこと好き。あなたも俺のこと好きでしょ?
you
you
好きだけど!…恋愛感情ではないよ
ジョングク
ジョングク
いいよ、シェアハウスのメンバーとして好きってことでも。これから恋愛感情持ってくれればいいんだから



薄く微笑んだグクオッパは私の肩を優しく押した。



you
you
ひゃ…っ



ドサッ




ベッドに押し倒された私の上に覆い被さるオッパ。


you
you
やっ、やだ、やだよグクオッパ。こんなのやだ…っ



必死に抵抗するけど、グクオッパの私の手首を押さえる力が強くなっただけだった。




恐怖に充ちたままグクオッパを見ると…





恍惚とした表情で私を見つめていた。






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