それから何とか和解させて、今は夜の11時
何もかも、やらなきゃ行けないことは終わって、さあ寝ようって時
コンコン、
1番部屋に尋ねてこなさそうな人が来た
もう部屋の電気は消していて、暗かったから付けようとしたら、すぐ終わるからって阻止された
何を話すわけでもなく、とりあえず座る私たち
ユンギオッパはまだ何か言いたそうだった
、、、ように見えた
ユンギside
本当はテヒョナに言われたこと、図星だった
もちろんあなたにキスしたくなったってそれもほんとだけど、あなたが他の奴にキスされたくなくて、ついあんなことをしてしまった
、、、甘かったな、あなたの唇
あなたは少し戸惑ったような顔をしながらも俺を部屋に入れてくれた
本当は聞きたいことが色々ある
アイツらに好き好き言われてどう思ってるのか、とか。なんだかんだ言いながら俺いっぱいキスしちゃってるけど、嫌じゃないのか、とか。
俺達はまだあって3日でしかも1番最悪な出会い方をしたと思う
(ジミナのせいだ)
あなたは俺の事、どう思ってるんだろう
黙りすぎて、気まずい雰囲気になってしまったから、とりあえずジニヒョンの伝言を伝える
でも、、また沈黙
やっぱりまだ、俺の事怖がってる、、、?
ドアを開ける時に廊下の光が漏れてあなたの顔が少しだけ見えた
優しく微笑んでいるあなたを抱きしめたくなったけど、、、
バタン、、、
人の事言えねぇ、、、
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。