_不死川side_
目の前を見てみたらもう既に鬼の頸は無く
胴体が灰になって崩れていく所だった。
こんな所で冨岡と喧嘩してたのはこの鬼のせいだと分かっていたが幾ら何でもこいつは仕事が早すぎて良く分からなかった。
呼吸も【夜の呼吸】と言う珍しい呼吸を使っていて凄い特殊に感じた。
こいつの洞察力は半端が無い。
鬼の行動や鬼の血気術の性能にすぐ気づき、鬼の弱点を見破った。
こいつは俺達柱とは違う感じがする。
お館様によるとこいつは【鬼殺隊最強】らしい。
あの悲鳴嶼さんを超えた奴だから、相当な実力者だと俺は思った。
俺達は蝶屋敷へと足を向けた。
_不死川side end_
蝶屋敷は物凄く混んでいた。
中にやっと入れたた時にしのぶさんに私はコソッと聞いた。
しのぶさんはそう言うと部屋から出て行った。
どうやら【カナヲさん】と言う方を呼びに行くようだった。
数分後
しのぶさんは部屋へと戻って来た。
後ろの方には少ししのぶさんよりも背丈が高くしのぶさんとお揃いの蝶の髪飾りをつけていた。
私はカナヲさんに案内され大きな屋敷に連れて行かれた。
蝶屋敷とは違い少し一回り大きい屋敷だった。
そう言うとカナヲさんは中へと入って行った。
私も続けて入って行き広さに驚いてしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。