第13話

胡蝶しのぶの継子
1,061
2020/10/09 12:44
_不死川side_
目の前を見てみたらもう既に鬼の頸は無く
胴体が灰になって崩れていく所だった。

こんな所で冨岡と喧嘩してたのはこの鬼のせいだと分かっていたが幾ら何でもこいつは仕事が早すぎて良く分からなかった。

呼吸も【夜の呼吸】と言う珍しい呼吸を使っていて凄い特殊に感じた。
不死川実弥
す、すげェ…
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
さっさと仕事は終わらせて下さい。
夜が明けてしまえば、鬼が全て逃げてしまいますから。
不死川実弥
すまねェ…
冨岡義勇
(不死川も謝るんだな…)
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
今回は鬼の血気術のせいだったので貴方達も軽傷で済みましたが、相手が上弦だった場合間に合いませんでしたね。

まぁ全て憶測ですが…
こいつの洞察力は半端が無い。
鬼の行動や鬼の血気術の性能にすぐ気づき、鬼の弱点を見破った。

こいつは俺達柱とは違う感じがする。
お館様によるとこいつは【鬼殺隊最強】らしい。
あの悲鳴嶼さんを超えた奴だから、相当な実力者だと俺は思った。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
お二人も蝶屋敷に必ず行ってくださいね。
私も今から行きますので
冨岡義勇
そうだな
不死川実弥
そうだなァ
俺達は蝶屋敷へと足を向けた。

_不死川side end_
蝶屋敷は物凄く混んでいた。
中にやっと入れたた時にしのぶさんに私はコソッと聞いた。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
どうして今日はこんなにも患者様が多いのですか?
胡蝶しのぶ
私の継子であるカナヲが下弦の鬼と戦ったんです。
カナヲ一人では危なかったので、他の剣士を行かせるようしたのですがその中にも何人か死亡者や怪我人が沢山いたんです。
カナヲはその人達のお陰で軽傷で済んだと言っていましたが、本人も後悔はしているようですね。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
あのカナヲさんとは…?
胡蝶しのぶ
あぁ…まだ言っていませんでしたね。
今呼んできますので、少し待っておいて下さい。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
はい。
しのぶさんはそう言うと部屋から出て行った。
どうやら【カナヲさん】と言う方を呼びに行くようだった。
数分後

しのぶさんは部屋へと戻って来た。
後ろの方には少ししのぶさんよりも背丈が高くしのぶさんとお揃いの蝶の髪飾りをつけていた。
胡蝶しのぶ
この子がカナヲです。
口数が少なく表情もあまり無い子ですが仲良くして下さい。
カナヲ、夜柱の月詠あなたさんよ。
栗花落カナヲ
こんにちは夜柱様…
つ、栗花落カナヲと申します。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
カナヲさんとお呼びしても宜しいですか?
栗花落カナヲ
あ、構いませんよ。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
有難う御座います。
栗花落カナヲ
しかし私みたいな下の階級にさん付けしても宜しいんですか?
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
私は気にしてないですよ。
栗花落カナヲ
わ、分かりました。
師範これから患者の竈門炭治郎達の稽古に行って参ります。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
竈門炭治郎くん…がいらっしゃるんですか。
しかも稽古とは何ですか?
胡蝶しのぶ
私の屋敷では機能回復訓練と言う特別な訓練を用意しています。
柱の方と時々利用する方が多いので良ければあなたさんもどうぞ?
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
有難う御座います。
ではお言葉に甘えて見させて貰っても宜しいですか?
胡蝶しのぶ
構いませんよ((ニコッ
カナヲ案内してあげて下さい。
栗花落カナヲ
分かりました。
夜柱様此方で御座います。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
有難う御座います。
私はカナヲさんに案内され大きな屋敷に連れて行かれた。
蝶屋敷とは違い少し一回り大きい屋敷だった。
栗花落カナヲ
ここは訓練を受ける訓練場です。
そう言うとカナヲさんは中へと入って行った。
私も続けて入って行き広さに驚いてしまった。

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