第14話

訓練
1,034
2020/10/11 12:05
中に入った途端
再度に二つで結んでいる女の子がいた。
厳しそうな顔をしているがとても可愛らしい女の子だった。
栗花落カナヲ
‴アオイ‴
二つ結びの女の子
はい?
栗花落カナヲ
えっと夜柱様です。
二つ結びの女の子
お名前をお伺いしても…?
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
月詠あなたと申します。
貴女のお名前は…?
神崎アオイ
神崎アオイと申します。
此処は機能回復訓練となります。
女の子は【神崎アオイ】と名乗った。
綺麗な丁寧な言葉で話しており見た目も厳しい上、物事をこなすのが早いようだ。
それも話し方にキレがあり呼吸を使うなら物凄いキレがありそうだ。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
呼吸は…?
神崎アオイ
私は呼吸を使えません。
ですのでその代わりにここの蝶屋敷でお手伝いをさせて頂いているんです。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
呼吸法が使えないんですか?
神崎アオイ
えぇ…格好悪いですよね。
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
そんな風には思っていませんよ。
私は少なくとも素敵な女性だと私は思っていますからニコッ
神崎アオイ
有難う御座います…//
少し照れたように感じた。
頬を少しだけ赤らめていたからだ。

周りにはポカンと口を開けた癸の剣士が私の方を見ていた。
その中には炭治郎さん達が混じっており私の存在に気づいたようだった。
竈門炭治郎
あッ…あなたさん!!
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
炭治郎さん
やはりここにいましたか。
しのぶさんに聞いてみたら此処に居ると言う事なのでお手伝いに来ました。
嘴平伊之助
おいあなた!!
俺様もいるぞッ!!
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
伊之助さんもご無沙汰しております。
我妻善逸
あなたちゃん!!
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
善逸さん何だか強くなりました?
そんな感じの気配がするのですが…
我妻善逸
え?俺?強くないよ?
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
貴方は強いですよ。
大切な人を護れるといいですねニコッ
善逸は途端に鼻血が飛び出た。
私には幸いかからなかったがアオイさんは物凄く怒っていた。
顔色を変え小刻みにプルプルと震えていた。
神崎アオイ
善逸…さん?
貴方この床分かりますよね?
我妻善逸
きゃッ…あ、アオイちゃん。
焦る善逸。

彼女の名を呼んでも彼女は止まらない。
その後数十分間の間アオイからの説教する声が辺りに響き渡っていた。
神崎アオイ
さてと説教も終わった事ですし、訓練を再開致しましょうか。
我妻善逸
うぅ…
善逸は怯えていた。
それはそうだ…あんまりにも怒られてしまったら私も落ち込んでしまう。
その後数時間程

訓練のお手伝いをさせて貰った。
訓練場から出た時にはもう日はくれていた。
今日はお手伝いのお詫びに夜食をもてなしてくれると言う事なので今夜はお言葉に甘えて夜食を食べて行く事にした。
神崎アオイ
伊之助さん!!
またお箸を使わずに食べているんですか?
嘴平伊之助
あ?うるせぇんだよアオコ!!
神崎アオイ
私はアオイです。
全く…覚えて下さいよね!!
アオイは呆れたように溜め息をついた。
私は夜食を済ました後

蝶屋敷を後にした。
その時炭治郎達に呼び止められた。
竈門炭治郎
あなたさん!!
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
炭治郎さん?
竈門炭治郎
少しお話宜しいでしょうか?
月詠 (なまえ)
月詠 あなた
あ、はい?

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