第75話

お土産
706
2019/03/29 15:38
今回はねパリで仕事だったの
両親が持って帰ってきたお土産はマカロンと

チョコレートがたくさんあった。
あなた

買いすぎじゃない…?笑

私はスイーツ大好きだしありがたいけど

食べきれるのかな…
おいしいから食べよ♪
そう言って母は紅茶をいれてくれた。
あなた

いただきます。

チョコレートを一粒口にいれると

ほどよい甘さと苦みがあり美味しかった。

“ほっぺが落ちるほど”といっても過言ではない。
いっぱい買ってきたから
美晴くんも食べてね。
美晴
はい。
母とは対称的にやっぱり父は無言のままだった。

“そうだ”と母はなにかを思い付く。
美晴くんこれご家族に持って帰ってあげて。
美晴
そんな…いただけません。
美晴くんは首を横に振って断る。

そうだよね笑

私も美晴くんのお母さんに高級スイーツ

いただいたら断ると思う笑

でもこの数をみたら持って帰ってもらう方が

ありがたいかもしれないな。
あなた

うちじゃとても食べきれないぐらい
お母さん買ってきてるから
持って帰ってくれない?

私がそう言うと彼は悩みながらも了承してくれた。
そういえば美晴くんのお母さんは
何の仕事してらっしゃるの?
そういえば私も聞いたことなかった。

忙しくしているということしか。
美晴
母はデザイナーです。
あなた

デザイナーなんだ!
すごいね!

母はそれを聞き“あれ?”っと言う。
美晴くんのお母さんって
もしかして美香みかちゃん?
美晴
…!そうです。
何故知ってるんですか?
美晴くんは驚いているようだった。

私もビックリしている。

私たちの両親は知り合いだったの?
何回か一緒に仕事したことあるのよ~
ねぇあなた!
晴輝はるきさんの息子さんみたいよ!
さっきまで無言だった父が明るく話始めた。
え、そうなのか?
知らなかったよ。俺は晴輝とは
中学,高校の同級生だったんだ。
あの、父さん。

急に明るく話したら怖いです。笑

私は心の中でそうつっこんだ。

美晴くんも目をぱちくりとしていた。

プリ小説オーディオドラマ