第5話

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2021/03/16 07:24
太陽が沈んで、月が上った。
私以外の人からしたら、いつも通りの夜がやってきただけかもしれない。
でも、私は違う。
『最期』の月だ。
血の色をした月を横目に鬼を狩った。









現在、丑の刻…
誰かの気配を感じる…。
あなた
(あぁ。そっか。鬼殺隊ね…。)
グワッ‼︎
あなた
おっと!!こっちも油断したらダメね!
あなた
シュッ
ッッ‼︎
雑魚鬼を一撃で倒した。
___?
もしも〜し。一人で鬼を狩っているのですかー?すごいですね。
やっぱり…いた。
あなた
お褒めいただき光栄です。では。
___?
待ってください!あなたですね。静御前と言われる女性は。
あなた
そうですよ。私です。もういいですか?
___?
そうといわずに。少しお話をしませんか?
あなた
結構です。私はやることがあるので。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
私は、蟲柱胡蝶しのぶです。
やっぱり柱…。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたは、鬼殺隊に入らず一人で鬼を狩ることを続けるつもりですか?
あなた
もちろんです。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あなたには鬼殺隊本部にきていただきます。
あなた
何故ですか?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
それはあなたも知ってるはず。鬼殺隊に入ってもらうためです。
あなた
私は鬼殺隊に入りません。遠くからお越しいただいて申し訳ございませんがお帰りください。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
上からの命令なのであなたが納得するまで帰りませんよ。
あなた
そんなに私を鬼殺隊に入れたいのですか?だから柱9人もきたのですね。隠れていらっしゃるようですが、分かりますよ。
あなた
ニコさようなら。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
皆さん!!追いましょう!!
___?
ああ!!
あなた
っ!!




柱が後ろから追いかけてくる。
私はスピードを上げた。
___?
は?まじかよ!?あいつ速すぎだろ!!
___?
よもやよもやだ!!
___?
わーん!!静御前ちゃん速すぎ…
あなた
ここで捕まるわけにはいかない。
___?
サッッ
あなた
っ!
一人の男の子が私の前に来た。
___?
ねえ。とまりなよ。
あなた
シュッ
___?
は?
私はその人の上で宙返りした。
走りきれっ!!!
このまま森の中まで!!
後ろからは誰も追ってきてない!
あなた
よかった…
このままなら逃げ切れる!!!
___?
なにがよかったの?



















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(すみません!!)

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