-まず自己紹介お願いします
『はい!81プロデュース所属、あなたの名字あなたです!2007年デビューして今年で14年目?かな?(笑)になります!(笑)よろしくお願いします!』
-声優になったきっかけはなんですか?
『父と兄がアニメオタクで、幼少期からアニメや声優に触れ合っていたんです。それでアニメーターになろうと思っていたのですが、歌や音楽も好きだったので声優もいいなーと気楽に考えていた時に父から声優について語られまして・・・(笑)そこで“絵”ではなく“声”での表現に惹かれ、本格的に声優を目指し始めたのが小学校5年生のことでした(笑)』
-「◯◯」のインタビューを受けてみてどうでしたか?
『「◯◯」では度々特集を組んでいただいたり、グラビアで登場させて頂いたりしていましたが、まさかの30ページ!(笑)今までにはない大特集で驚きもありましたが、なにより嬉しかったし、喜びが強かったです!』
-最近空前の声優ブームでTVなどであなたさんのお顔をお見かけすることが増えましたが、あなたさんは人前に出るのが苦手でしたよね?
『はい・・・(笑)人前も目立つことも苦手で・・・(笑)それにフリートークとか人と話すことも本当に苦手で、つくづく「あなたの一人称はTVに不向きな声優だな」と感じています(笑)それに声優は裏方のお仕事ですので「人気声優」として大々的に書いて頂くのも慣れておらず、不思議な感じがしますね〜』
-それでも尚なぜTVに出演されるのですか?あなたさんの頑張る原動力とはなんでしょう?
『やはりリスナーさんですかね〜まぁTVに出て少しでも声優やアニメに興味を持ってくれたらな、という期待もありますが(笑)なにより自分がTVに出る度、「今日もあなたちゃん見れて幸せだった」「元気もらえた」などご意見頂けると、「あぁ、頑張らなきゃな」と勝手に感じております(笑)もちろん、「声優は裏方。芸能人じゃない。」という声も頂きますが、あなたの一人称は元気や癒し、夢などを与えたいのでこれは頑張るしかないな、と(笑)』
-ご出演されるときに「そうじゃないんだけどな〜」という違和感などはありますか?
『ありますあります(笑)「大人気声優」と言われるとしても、“人気”の定義などは番組によって違うので、違和感を感じる瞬間はありますね(笑)俳優さんでも「実力派」「演技派」など何処で区切っているのかわからないじゃないですか、そういう価値観の違いだったり人の気持ち1つで変わってしまう、明確な分け方が分からないものって伝える側としては難しいですよね〜』
-尊敬される先輩は誰ですか?
『素敵な先輩はいるのですが、憧れとか頼りにしてるとか皆さん“尊敬”の形が違うので、1番は決めにくいのですが・・・。内山昂輝さんと神谷浩史さんは人としても役者としても先輩としても、見習わなければならないと思いますね(笑)』
-前に神谷さんもインタビューさせて頂いたのですが、あなたさんのことも神谷さんも絶賛でしたよ(笑)
『(西山)宏太朗くんが表紙だったやつですよね?オタクとしても、同業者としても、見させて頂いたのですが、本当に参考になることばかりでしたし、やはり優しくて頼りになる神谷さんの姿が垣間見えて、笑顔にさせて頂きました(笑)ありがとうございました!』
-神谷さんとは仲がいいのですか?
『んー、そう言わせて頂いていいのか分かりませんが、勝手に自分の中ではかなり良くしてくれてると思っています(笑)』
-きっと神谷さんも思っていらっしゃいますよ(笑)
『そうですかね〜(笑)神谷さん本当に優しいので、そう思ってくださっていることを願っています(笑)』
-内山さんとは仲がいい様に見えますが、いつからの付き合いですか?
『自分のデビュー作である、「懐空」で既に共演させて頂きました!それからだから、約14年間の付き合いになりますね〜!右も左もわからないあなたの一人称に対してもすごく優しく親切に接してくださって、初アフレコの緊張も少し解れて、とってもいい状態でその時のあなたの一人称の精一杯は出せたので、昂輝くんには感謝しかありません!』
-改めて、お2人のどんな所が尊敬されるのですか?
『神谷さんは作品を良くしていこう、現場を良くしていこう、と慣れないことも頑張ってくださいます。どんなにたくさんの作品を抱えていても、どんなに多忙でも、1つ1つの作品への熱量は変わられませんし、1人のキャラクターの心の奥底まで全て考え抜いて演じておられます。そんな神谷さんが造り上げる世界観もキャラクターも今までたくさんの人に愛され、我々に娯楽を与えてくれました。事務所直属の後輩ではないあなたの一人称に対しても優しく公平に接してくださって、よりいい作品づくりに繋がっていると思います。』
『昂輝くんは細かい所まで気を配ってくれます。そして昂輝くんも1つ1つの作品、キャラクターへの熱量、考察などストイックに行っています。だからこそ、彼と共演した作品の現場は「一致団結」という空気感が流れますし、なにより彼は天才、というか努力の才能も本来の才能も持ち合わせているので、誰もが耳を傾けたくなるような、一際目を引くような実力があります。それであってすんなりと受け入れられる、変に特徴的じゃない声なので、安心して心地よく聴けますね(笑)』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。