第11話

恋はalwaysー春樹と柊也ー
52
2019/10/10 15:22
診察室前、待合室

春馬「すまない。少し座って待ってくれ」

と言われたため、待合室で待つことに。


その間、春樹は学校の事思い出していた。
柊也
春樹。俺樹里に告白してきた。
そう、休み時間に聞かされた。
春樹
おお!おめでとう!

記念日は、昨日だな。
柊也
え?記念日。
驚いて、聞き返した。
春樹
付き合った最初の日の事だよ。


って違うのか?
柊也
ああ。樹里こう言ったんだ。
「県大会突破して、全国大会の切符手にしたらまた聞かせて」

って
春樹
そうか。

今はピアノ一筋か。
柊也
ああ。
春樹
俺もそうだった。

桜に、告白されたのがちょうど高校生バスケ大会の時期でさ。こう言ったんだ。
「全国大会の切符手にしたらまた聞かせてな」

って
柊也
同じだな。
春樹
だな。

でも樹里の余命は短いだろ?
そう問いかけると、
柊也
樹里の余命が短くたって大丈夫だ。

俺は、樹里の事愛し続ける。


樹里の事忘れ分けないぜ。
そうかっこいいこと言ったんだ。
ー現在ー
春樹
何当たり前な事聞いたんだろ。俺は。
そう呟いた。
何か言った?
春樹
いや。別に。
そういうと、おじさんがやって来た。




そして桜と診察室へ入っていった。

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