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第2話

2 .きみのトリコ .# てお
『 てってお先輩っっ !! 』

私はずっと好きだった先輩に声をかけた 。
彼は私の方へ振り返り 、にっこりと笑った 。

てお「 どうした ? 」

『 わっ私 … てお先輩が … すきです 』

てお先輩は驚いた顔をした 。
けどその顔はすぐにいつものにっこり笑顔の
てお先輩に変わった 。

てお先輩は私の方へ体を向けて 、
私の近くに来て言った 。

てお「 ごめんね 、俺彼女いるんだ 。」

『 えっ … 』

てお先輩に彼女 … ??
そんな噂たってなかった 。

私 … 勘違いしてたんだ 。
てお先輩は彼女いない 、って 。

てお「 きみの気持ちはすごく嬉しいよ 。」

てお「 こんな俺をすきになってくれて 。」

てお「 じゃあね 。」

彼はモテても彼女ができてから
どんな人に告白されても断り続けていたのだろう 。

そう思うと 、なぜか私は悔しくなった 。
他の子達と一緒にされたくない 。

精一杯の勇気を振り絞って 、
帰ろうとするてお先輩の手首を掴んだ 。

『 まって … 』

てお「 どうしたの 、」

『 私 、すきです 』

『 てお先輩のこと 。』

てお「 ありがとう 、でも俺には彼女がいて … 」

『 そんなの関係ない … !! 』

『 これからいっぱい 、いっぱいてお先輩に近づくから !! 』

『 私の … 私のトリコになってしまうぐらい
私の事好きにさせるから !!! 』

私はなんて自分勝手なんだろう 。
彼女がいる先輩に対して「 好きにさせる 」なんて 。

でもいいんだ 。
もう昔の恋愛みたいに後悔したくない 。
私は振られただけで諦めない 、

てお先輩はクスッと笑った 。

てお「 きみ 、面白いね 。」

てお「 じゃあ俺をきみのトリコにしてよ 。」

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脱力系女子 .
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