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第1話

人物紹介 1
712
2021/04/20 12:23
you
you
訳ありで男装  誰も女だということは知らない
花郎になる前にジディと知り合い友達になった。
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Noside

神国…新蘿。
私は貴族の娘であり、その立場をあまり望んでいない。
正直誰が王になろうとか世間がどうとかそういうことは興味はない。
ただ武芸を学び文学に励むだけ
今や故郷で一番のスホよりも腕前は上だろう。
父上
父上
精が出ているな。
you
you
っっ、、、ありがとうございます父上
you
you
そして、何故こちらまで
父上
父上
こちらにはやることがあってな
やはり父上は私に期待なされているのだろう。

娘しか産めなかった母親は死に
父上は私を男として生きさせた
だからだろう私に期待をするのは、いつも窮屈だ


ただ、、、
こんな私にも信用できる友がいる
you
you
あ、!ハンソン!
ハンソン
ハンソン
!あなた!
you
you
なにをしていたんだ?
ハンソン
ハンソン
いやー
スホ
スホ
おや?そちらは誰なのだ?
ハンソン
ハンソン
貴族の息子で僕の親友だよ
パンリュ
パンリュ
ほう、、、
はあ、、、私はお前たちを知ってるというのに。犬猿の中であるパンリュとスホまでも同じ掲示板を眺めていた。
掲示板を貼っていった兵がどこかへいってしまうと、文が書かれた紙が存在を主張していた。



ハンソン
ハンソン
貴族の子息から美形のものを選ぶ。道徳を学ばせ、風流を教え、神国を支える人材を育てる。

        「花郎」か
ハンソン
ハンソン
わぁ、かっこいいや
パンリュ
パンリュ
、、、、大后の犬を選ぶのか
みんながその紙を見る最中、彼はふっと鼻で笑う

彼の養父も、実の父も太后の方針に不満を抱く「反太后派」なのだ。
当然、その血を注ぐ彼も同じ思いである。
ハンソン
ハンソン
そう?
スホ
スホ
、、、
パンリュ
パンリュ
関心があるようだな
パンリュ
パンリュ
お前が尻尾を振れ
スホ
スホ
何だ。やるのか
「私はやらん」、、、その意を含めた言葉を吐き捨て、パンリュはどこかへ行く、、、、、、その時だった。
お互いが背を向けたまま、スホが半ば挑発するように言う。


彼らが派閥争いをするのはいつものことだが
パンリュ
パンリュ
最近お前とは疎遠になっていた
スホ
スホ
そうだな。やるか?
お互いに喧嘩を買い、街中でいがみ合いが勃発し始める。

その一部始終をすぐ近くで見ていたハンソンはあわあわと戸惑っている。
you
you
はぁ。なにやってんだか
彼女は誰にも聞こえない肌の声でそう呟き所狭い立ち並ぶ方へと足を踏み出した。










ジディ
ジディ
神国のための「花郎」?
ハッ、、、母上のための「花郎」だろう

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