ということで私たちは煉獄先生の車に乗り家へ帰った……。
ーここから善逸sideー
(善逸は孤児だったため、桑島さんに引き取られてます。もちろん獪岳もいます。)
あれ……?なんかクラクラする。
俺は何をしてたっけ……?
獪岳の声?てかここ家?なんで……?
俺学校にいたよね?
と言ってとりあえず手を洗い、自分に与えられた部屋へと歩を進める。
と聞こえないだろう声で文句を言う。
普通の人は聞こえない声で話すなんて御茶の子さいさいである。
とさっきまで何をしていたか思い出す。
俺の思考は停止した。記憶が無いのだ。
もしかして俺、あなたちゃんを襲ってしまった!?
獣の呼吸(なんか脳裏に浮かんできた言葉なんだけどこれなに!?)しちゃった!?
俺も男だから気を失ってた間に取り返しのつかないことでもしちゃったのでは!?
まず夕飯を食べてから考えるべきか?
とりあえずじいちゃんに誰が俺をここまで連れてきたのか聞いてみよう。
ー1階に降りるー
やばいぃー!でもとりあえずご飯食べよう!
ーミニあとがきー
善逸君はなんの勘違いをしてらっしゃるのでしょうかね……。
お姫様……ゴホン、は知らない方がいい情報だと桑島さんは悟ってくれました。
優しい方ですね。
善逸sideで続きます!
次回都合上少し長めです!
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。