ーあなたsideー
とベットから私は体を起こす。
学校の準備をして急いで支度を済ませる。
時間はそこまで気にしなくてもいい時間だけど、昨日のことを考えると目が冴えてしまったのだ。
と相変わらずシスコンの姉が言ってるけど知ったこっちゃないよ!
まだ朝早く、誰もいない通学路を歩いていたら、なんと善逸君とばったり遭遇してしまった。
あ、そういえば今日風紀委員の仕事で服装チェックするって言ってた……!
と目が会った瞬間、すごい速さで走ってきて、いきなり大声で言われた。
私に嫌われてしまうと思ってるみたい。
そんなわけないよ、逆に私は自分の気持ち自覚しちゃったよ……!
と言ったら、善逸君は更に焦りだして、
とすごい長さの言葉をいっぺんに言ってくる。
キスされた時も思ったけど、肺活量エグイな、善逸君。
このキメツ学園の生徒とか教師ってやけに肺活量あるよね。
なんでだろう……?
その話はいいとして、確かにされた……。
昨日のことを思い出すと頬が火照ってくる。
あー!そんな大声で言わないでーーー!
ーミニあとがきー
大声で恋愛系の話言ったら「リア充爆発しろ!うるせーんだよ!」って近所の人から思われますよ、善逸君。
そして姉がまた襲来(笑)
最終話もよろしくお願いします!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。