第68話

~玄弥の場合~episode3
783
2020/04/18 09:28
授業を終えて放課後になった。

あー、今日はだるかったなぁ……。

そう。
今日は英語の抜き打ちテストだったのだ。

中等部の時から英語が苦手な私は、かなり悪戦苦闘してしまった。
(なまえ)
あなた
あ〜なんか息抜き出来ないかなぁ……。
そう呟いているとどこからともなく玄弥君がやって来て、
玄弥
玄弥
あなた。お前今暇か?
そう話しかけてくる。

玄弥君は少し私と話すのに慣れたのか赤くなっていないようだ。
(なまえ)
あなた
うん。暇だよ〜。
ん〜暇すぎて辛いというかなんというか。

そうやってこれまでの経緯いきさつを説明したら、
玄弥
玄弥
お前英語苦手だったんだな。
俺は兄が数学教師なのに数学が苦手だ……。
と、少し寂しそうに言う。

前小さい声でボソボソ言っていたトラウマと関係してるっぽいな……。

私はでも疑問に思った事があった。
(なまえ)
あなた
玄弥君は不死川先生と仲悪いの?
そんな事はないと思うけど……一応聞いてみる。
玄弥
玄弥
いや仲は良いんだけど……数学の事となると……。
確かに、不死川先生は数学で少し間違えただけでも怒ってくる。

それなら玄弥君は大層怒られていることだろう。

あ、そう言えば話ズレちゃった。
戻してあげなければ。
(なまえ)
あなた
というか、話って?
玄弥
玄弥
ああ、良かったら俺の部室に見にこないか?
そっか、玄弥君は私が今日部活がなくて暇そうだったから誘ってくれたのか。優しい〜。

にしても嬉しい!今相当やること無くて暇だったんだよなぁ……。
(なまえ)
あなた
射撃部だよね、行く〜!
玄弥
玄弥
じゃあ案内する。
そうやって二人で射撃部の部室に行くことになった。

ー続くー
しのぶさん
しのぶさん
『今回からアイコン導入しました〜画像とか貼ったり設定とかめっちゃ書いてたらいつの間にか二日経ってました〜。』お疲れ様です。夢主や夢主の姉も描いたので最初から見直して見て下さいね♪続きもよろしくお願いします!

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