第37話

~冨岡先生の場合〜episode5
1,212
2020/03/30 12:01
とりあえず自分を落ち着かせ、さっきから謎だったことを問う。
(なまえ)
あなた
どうして一人暮らしなのにダイニングテーブルセットがあるんですか?二人もうならまだしも4人分だから気になっちゃって。
彼女とかいるのかな?まぁ一人や二人くらいいてもこの人にはおかしくないなぁ……。

でもなんか嫌だ……。
冨岡先生
冨岡先生
あぁ、たまに公務員の鱗滝さんと中等部の錆兎と真菰、高等部の炭治郎が来るからな。
えっ?彼女とかじゃないんだ、よかった……。

あれ、なんで安心してるんだ私。

おかしくない?別に彼女いたって冨岡先生の勝手でしょ!

もしかして私は冨岡先生のこと……。

とりあえずなにか返さなきゃ。
(なまえ)
あなた
そっそうなんですね!仲がいいんですね。
冨岡先生
冨岡先生
(ボソッ)前世で全て守れなくて奪われた分、今世では仲良くしときたいからな……。
ん?前世?どういうこと……?
(なまえ)
あなた
前世……?
冨岡先生
冨岡先生
なんでもないんだ。気にしないでくれ。
ご馳走様でした。
と律儀に言うとそのままキッチンへ食器を片付けに行った。

冨岡先生の前世かぁ……。

さぞ活躍してただろうなぁ……。

私はそういうの信じるタイプだから気にしなくてもいいのに……。

程なくして私も食べ終わったので、
(なまえ)
あなた
はー、美味しかったぁ、ご馳走様でした。
と言って冨岡先生がいるキッチンへと急ぐ。

続く
しのぶさん
しのぶさん
あれ?冨岡先生……?ってとこで終わってますね、「すみません!続けて投稿しますんで、よろしくお願いします!」だそうです。

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