第3話

~炭治郎の場合〜episode3
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2020/04/06 09:25
(なまえ)
あなた
うぅ、分かんない!!
今、私は炭治郎君に英語を教えて貰っている。

わざわざ用があるのを引き止めてしまって気が引けるけど、炭治郎君の「教えるよ」という言葉に甘んじてるという状況……。

ごめんね、炭治郎君。いや、メシア様ーー!
炭治郎
炭治郎
大丈夫だよ、ゆっくりでいいから、集中してやろう!えっとここは"ユキは可愛いですよね?"を英語に直すときは付加疑問文になるから最後にisn't sheを付けてくれ。
(なまえ)
あなた
な、なるほど、そういう事だったのかぁ。
と、勉強を続けていた時……。
放送用チャイムが鳴りだし、
教頭先生
教頭先生
中等部三年生、竈門炭治郎君。竈門炭治郎君。不死川先生がお待ちです〜。今すぐ職員室に来なさい〜
嘘でしょ不死川先生……。沸点早すぎるよ……。
(なまえ)
あなた
呼ばれてるよ、炭治郎君!
炭治郎
炭治郎
あ、放送かけられちゃった。行かなきゃ!また後で来るね!
と、炭治郎君は風の如く走り去って行ってしまった。

不死川先生酷い!!
せっかく救世主がきたとういうのに!
不死川先生
不死川先生
ハックシュ!なんだァ風邪かァ?
そんなこんなのうちにもう下校しなければ行けない時間になってきてしまった。

多分、炭治郎君は不死川先生に叱責されているはずだ。

もうちょっと待ってみよう。と思っていたら、炭治郎君が戻ってきた。
炭治郎
炭治郎
ごめんごめん、不死川先生やけに俺のこと嫌ってるみたいだから。
(なまえ)
あなた
え、そうなんだ。なんでだろうね。
炭治郎
炭治郎
過去になんか先生の癪に障ることしたかなぁ?でも、そんな覚えないし、今回も初めて出し忘れたのになぁ……。
もしかして前世とかあるのかなぁ……。
と、考え込んでしまった。私は励ますため、
(なまえ)
あなた
大丈夫だよー、なんとかなるでしょう!
と、炭治郎君を鼓舞し、褒めたたえた。
すると炭治郎君は嬉しそうに笑ってくれた。
炭治郎
炭治郎
ありがとうあなたさん。励まして、更には褒めてくれて。
俺は長男だから少し気恥ずかしいが……。
(なまえ)
あなた
そんな事ないよー。
炭治郎
炭治郎
良かったら送っていこうか?
とか、優しすぎる提案をしてくれた。
私の身を案じてくれてるのだろう。
(なまえ)
あなた
えぇ、迷惑にならない?
炭治郎
炭治郎
大丈夫だ!確かあなたさんの住所は俺の家に近くなかったか?
接点が無さすぎて、忘れてしまっていた。
(なまえ)
あなた
確かに……。そういえば。
ということでご厚意に甘えて一緒に帰ることにした。(なんかデジャブ)

ーミニあとがきー
まだ恋愛シーンありませんね……!
ごめんなさい!そして、不死川さんとかの柱等の教師は、前からいた設定にしてます。
メシアとは救世主という意味です。
ということで主人公、あなたさん頑張れ!
(投げやり)
続く

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