今日は町外れにある倉庫跡で、今度ある愛美愛主との抗争についての作戦会議中。
するとそこへ突然、タケミっちがやって来た。
タケミっちはそのまま私達の元へと足を運ぶ。
ドラケンがそう言うが、タケミっちは足を止めない。
そして私達の前まで来ると、いきなりこう言った。
いきなりの事で戸惑う。
するとパーくんがタケミっちの頭を掴んで、そのまま後ろへ投げ飛ばした。
そうして話に戻ったが、タケミっちは諦めてないようだった。
…どうしてここまでするんだ?
ここまで必死に止めようとするなら本当に何か…
そう言うタケミっちにパーくんが歩み寄り、立つよう促す。
そして素直に立ったタケミっちを、パーくんは殴り始めた。
マイキーがそう言うと、タケミっちはなぜか絶望したような顔になった。
そしてタケミっちはそのまま土下座する勢いで座る。
タケミっちが鼻声になった。
泣いてる…?
これは本当に嘘じゃなさそうだ。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!