第42話

41話
33,170
2021/08/01 17:43
貸してもらったドライヤーで髪を乾かす。



2人に手を引かれてついて行くと、テーブルにご飯が並べてあった。
(なまえ)
あなた
美味しそう…
ルナ
ルナ
でしょ〜!
マナ
マナ
おいしい!おいしいよ!
ここ!ここ!っと2人が引いてくれた椅子に座る。
(なまえ)
あなた
えっと…いただき、ます。
ルナ&マナ
ルナ&マナ
どうぞ!
人が作ったごはん。久しぶりだ。



なぜか緊張しながら口へ運ぶ。
(なまえ)
あなた
!おいしい…
その後は夢中で食べた。
(なまえ)
あなた
ごちそうさまでした…!
スゴいなタカちゃん…自分の料理より何十倍も美味しい。



美味しかった…と余韻に浸っていると、
ルナ
ルナ
ねーねー
とルナちゃんに話しかけられた。しゃがんで目線を合わせる。
(なまえ)
あなた
ん?何ー?
ルナ
ルナ
もうケガ痛くない?
ドクンッと心配が跳ねた。
(なまえ)
あなた
どう、かな……もしかしたら痛いのかもしれない…かな。
そう答えると2人は私の背中に手を置いた。



そして、
ルナ&マナ
ルナ&マナ
痛いの痛いのとんでいけー!
と言い、手をバッと背中から離した。
(なまえ)
あなた
え…
ルナ
ルナ
これね、いつもお兄ちゃんがやってくれるの!
マナ
マナ
コレやったらね、痛いの治っちゃうんだよ〜
2人がそう言いながら笑う。



それにフッと笑って、2人の頭を撫でた。
(なまえ)
あなた
スゴい!2人のおかげで治っちゃった!
だからもう大丈夫だよ。ありがとね。
すると2人は少しボーッとした後に抱きついてきた。
ルナ
ルナ
美人好き!!
マナ
マナ
スキ!!
(なまえ)
あなた
えっ
この時から2人の美人好きが始まったとか始まっていないとか…

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