第106話

105話
28,367
2021/08/04 08:28
(なまえ)
あなた
えっ、マジ?
マイキー
マイキー
マジ!この前泊まった時だって、メチャクチャ楽しかっただろ?エマも喜ぶし!!
場地圭介
場地圭介
は?オマエいつの間にそんな事してんだよ
三ツ谷隆
三ツ谷隆
初耳なんだけど。
マイキー
マイキー
言ってねぇもん。
ドラケン
ドラケン
あなたも何で言わなかったんだ?
(なまえ)
あなた
だって……なんかマイキーに言うなって口止めされてたから…
パーちん
パーちん
オマエわざとだな!?
マイキー
マイキー
……今そんなことどうでも良いだろ?
全員
良くねぇっ!!
みんなは今の状況を忘れているのか、マイキーに襲いかかってギャーギャー言ってる。



その様子を見て、兄はクスクスと笑いだした。
場地圭介
場地圭介
テメェ、何笑ってんだよ。
五条悟
五条悟
いやいや、元気が良いと思ってね!心配しなくても、そこの老人さんにそんな権限無いから安心しなよ。
マイキー
マイキー
え?ねぇの?
五条悟
五条悟
当主は僕だからね。
すると兄は縁側の老人さん達をひと睨みして言った。
五条悟
五条悟
僕に黙って勝手なことをしたらどうなるか、コイツらも良くわかってるはずだよ。
父親
っ…!
五条悟
五条悟
だから心配しなくてもいい。
五条悟
五条悟
君達を人質にとってあなたを従わせるようなマネも絶対させないから。
兄がそう言うと、老人さん達の肩が跳ねた。
(なまえ)
あなた
……するつもりだったんだな?
五条悟
五条悟
そりゃあ呪術界の老人どもの脳は腐ってるからねぇ〜!何してもおかしくないよ?
五条悟
五条悟
ま、僕がいる限りは安心だから。……あ、それと。
そう言うと兄は私の肩のをガっと掴み、目線を合わせてきた。
五条悟
五条悟
あなた!そんな易々と男の家へ遊びに行っちゃダメだっ!!
心底心配、みたいな表情をして言ってきた。
(なまえ)
あなた
はぁ?
五条悟
五条悟
僕に似て顔面偏差値えげつないくらい高いんだから!!襲われたらどうするのッ!?
三ツ谷隆
三ツ谷隆
えっ…アイツ、自分で言ったぞ…
「引くわ…」とみんなが聞こえるように言ってきたが、兄は傷ついた表情するどころか、
五条悟
五条悟
だって事実でしょ?
とみんなの方を向いて自信満々でキラッと笑顔をキメた。
ドラケン
ドラケン
何も言い返せねぇのがウザイな。
マイキー
マイキー
シメたいな。
五条悟
五条悟
とにかくっ!泊まりなんて今後一切ダメだ!!
(なまえ)
あなた
ヤダよ。
五条悟
五条悟
なんでッ!?
(なまえ)
あなた
逆になんでアンタの言うこと聞かないといけないのさ。
ギャーギャー言ってる兄をとにかく引き剥がした。

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