マイキーは自分の手のひらを見せて、
と全く場の空気を読めてない発言をした。
するとマイキーは私の手から直接パクッと食べた。
だよね〜。
それは知らん。
そしてその瞬間、ギャラリーの不良達が一斉に頭を下げた。
そのど真ん中を私達は歩いて行く。
さっき見事な説明をかました不良がそう言った。
あ、知らなかったのね?
マイキーが通りかかった瞬間、自己紹介してきた奴がいた。
だがマイキーは当然シカトして通り過ぎる。
ドラケンにグイッと引っ張られてそう言われた。
前に一度、みんなと遊ぶために待ち合わせ場所で待っていると、高校生っぽい男子数人に言い寄られたことがあった。
何度断ってもしつこく、最終的に手を掴まれて連れて行かれそうになっているところで、丁度マイキー達が来た。
その後と言ったらもう恐ろしかった。
あれからマイキーは私がむやみに1人になったり、見知らぬ男子に声をかけたり、かけられることを嫌がってる。
過保護が過ぎないか?
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。